プエルトリコWWL、モンスター・ペイン王座保持一周年とその軌跡

新世代帝王モンスター・ペインと、愛人マネージャーのグレンダ・リー photos:WWL

 プエルトリコのWWLが、モンスター・ペインがヘビー級王者になって一周年を迎えたことを、写真とともに振り返るプレスリリースとして発表している。

 最初の戴冠は、2013年4月21日(日)、プエルトリコの首都サンファンで開催された30人以上の選手参加によるランブル形式の争奪戦からだった。元WWEスーパースター、元ECW王者ボビー・ラシュレー、カリフォルニアの元PWR王者オリバー・ジョン、パナマのRXW王者ジャック・ダニエルズ、元エクアドルWAR王者メガスター、‘Face of Fear’ ASH、ジャイアント・デメンタス、元NWA世界王者‘Tokyo Monster’ カハガス、ステーブ・コリノ、コルト・カバナ、元WWCユニバーサル王者ノリエガ、リンス・ドラド、マイケル・ターバー、‘Mr 450’ハメット、ラレド・キッド、ミニカ共和国DWE王者リコ・カサノバ、‘Mr. E’ (WWEではエスコバ、IWAプエルトリコ王者)、エリック・スコーピオン、元WWCユニバーサル王者WWCセクシーBという、王者ばかりを集結させた豪華な面子が集結。
Vs Bobby Lashley Puerto Rico
 最後に残ったのはボビー・ラシュレーと、モンスター・ペインだ。写真のように最後はペインがラシュレーをも下し、初代WWLヘビー級王座を戴冠したのである。

 モンスター・ペインのデビューは2004年、カルロス・コロン率いるWorld Wrestling Council (WWC)であり、以来、タッグ王者やユニバーサル王者に君臨。転機は2008年、WWEとの二軍契約を結び、Florida Championship Wrestling (FCW)で活躍した。
 WWLとは2013年の1月21日付けで契約。愛人マネージャーのグレンダ・リーと共に無敵のデュオとして、WWL世界ヘビー級王者として君臨している。
BobbyLashley
Vs John Morrison
 2013年7月7日、メキシコのモンテレー州ヌエボ・レオンでは、シングル戦でもボビー・ラシュレーを撃破。9月6日(サルティロ)と8日(ヌエボ・レオン)では元WWEスーパースターのジョン・モリソンを下して王座防衛している。
Vs Mil Máscaras
 2014年3月7日(金)には、べラクレスにて伝説のミル・マスカラスを対戦相手に防衛戦を敢行、王座防衛という快挙を成し遂げた。これがどういう意味を持つかは長年のファンには説明不要だろう。
Vs Chavo y Carlito
 2日後の9日(日)には、チャボ・ゲレロjrと、カルロス・コローン一家のカリートという二人の対戦相手の挑戦を受け、ますはカリートを退け、最後は高さを生かしたチョークスラムでチャボを叩きつけて王座防衛。長期政権を不動のものとしている。

 ブルー・デーモンjrが王座を狙っているが、女性マネージャーのグレンダは、「お前の心と魂を奪い取ってやる」と譲る気配を見せない。プエルトリコWWLの躍進には目が離せない。

公式YouTubeチャンネル

電子書籍版はマット界舞台裏5月22日号WWE暴落IGF/TNA横アリ不安藤波還暦G小鹿金網Pan映画Wマクダニエルに収録されました。

マット界舞台裏3月20日号猪木イワンゴメスREINA朱里木村DローデスGlory新日キックWWL
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