真琴、駿河メイ、坂井澄江メキシコCMLL遠征レポート!アレナプエブラとアレナグアダラハラ

■ アレナプエブラ定期戦
日時:0月23日 
会場:アレナプエブラ

<トルネオ・シベルネティコ(CMLL式イリミネーションマッチ=時間無制限)>
○アマポーラ&レイナ・イシス&スカディ&エラ&オリンピア
(5-4)
●テッサ・ブランチャード&真琴&駿河メイ&坂井澄江&ジョニー・ロビー

 10月の4週目に入り、いよいよグランプリ週間。ここからは本番さながらのメキシコ軍対多国籍軍の全面対抗戦がメインロードとなる。この日から試合形式はトルネオ・シベルネティコ(CMLL式イリミネーションマッチ)となり、負け抜け勝ち残りで、最後に残った選手の軍団が勝利となる。
 まずは両陣営激しいにらみ合いからつかみ合いへ。ヒートアップするメキシコのファンは多国籍軍へブーイング。これに対して観客へ反応する多国籍軍。この日は真琴&メイがファンタスティックフリップの連携を見せるなどまた新しい連携も生まれて奮闘。メイは単独による619やロープ渡り、真琴はフライングボディ、坂井もコルバタを披露するなど、この日もそれぞれが新たな動きを見せた。イリミネーション形式で真琴、オリンピア、ジョニー、エラ、坂井、スカディ、メイの順で退場していき、最後に残ったのはテッサとアマポーラ、イシスの3人のみ。テッサはイシスを仕留めたが、残るアマポーラとの1対1だったが、イシスが加勢。このスキにテッサがアマポーラに仕留められて、メキシコ軍が勝利した。
全面対決の形式でまずはメキシコ軍が先制した。

■ アレナコリセオ・デ・グアダラハラ大会
日時:10月24日 
会場:アレナコリセオ・デ・グアダラハラ

<トルネオ・シベルネティコ(CMLL式イリミネーションマッチ時間無制限)>
○レイナイシス&ダークシルエタ&アンドロメダ&ラ・マリグナ&バルキリア&バセフォン
(6-5)
●テッサ・ブランチャード&真琴&駿河メイ&坂井澄江&ジョニー・ロビー&クイメラ
※最後に残ったシルエタが優勝。

 27日のグランプリを控え、23日のグランプリ週からは、前夜のアレナプエブラ大会に続いて、トルネオ・シベルネティコ(CMLL式イリミネーションマッチ)が採用され、本番さながらの試合形式で行われている。

 メキシコの会場の中でも特に熱いファンが集まると言われているグアダラハラの会場ではこの日もまたメキシコ軍への歓声と、多国籍軍へのブーイングが集まった。

 試合は真琴とマリグナからスタート。アームホイップの連打から戦闘ポーズを取り、日本とはまた違った印象を抱かせる。

 続くメイとイシスの絡みでは、メイがドロップキックを連発して場外へ落とすとプランチャを敢行。しかし、せっかくのプランチャを成功させても、メキシコ軍がメイへ攻撃し、これに多国籍軍もやり返して大乱闘へと発展する。これはグランプリ時期ならではの光景だ。

 いち早くリングへ戻った坂井がバルキリアと対峙。相撲の四股を踏んでのアピールを見せる。そして、坂井のバディアタックをバルキリアがキャッチすると、メイがスクールボーイで丸めこんで救出。そしてメイ&坂井のダブルによる619をヒットさせる。この遠征では、メイ&坂井によるダブルの619を効果的に見せている。

 メキシコ軍も反撃開始。いま一番成長著しいといっていいアンドロメダが場外へのトルニージョを決めて、多国籍軍をまとめて吹っ飛ばす。しかし、場外へ落ちると、今度は多国籍軍が一堂に襲い掛かる。そこからまたも大乱闘へ。

 リングに戻ったアンドロメダと真琴が対峙。アンドロメダのライガーボムに対して真琴もエプロンにおびき寄せてタランチュラ。さらにメイを呼び込み、昨日のアレナプエブラ大会からやり始めたファンタスティックフリップ式フットスタンプを決める。

 その後、メイがシルエタと戦い、ガトーインビジブル、ニュートンクラッシュで追い詰めるも最後はフィッシャーマンズスープレックスに敗れて退場。坂井はネックブリーカードロップでマリグナを破るなどの動きも見せたが、続くイシスにフィッシャーマンズスープレックスに捕らえられて退場となった。

 日本人で残るは真琴一人。イシスにかかと落としからのWWニーを決めたが、即座にシルエタが助っ人に入り、三転式のドロップキックから、イシスがギロチンを落とす連続攻撃。

そのままシルエタが必殺のクリストネグロに決めて真琴がギブアップ。

 その後も選手が抜けていき、残るはテッサとシルエタ。テッサはスタナーで勝負をかけたがカウント2でシルエタがクリア。逆にシルエタがリバースDDTからみちのくドライバー2に決めて逆転の3カウント。シルエタが最後まで残り、地元・グアダラハラのファンと勝利を分かちあった。

試合後コメントは次の通り。

メイ「自分は一年ぶりだったんですけど、想像以上にブーイングされて、でも慣れてきて

もっと来いという気持ちになっています」真琴「自分は1年ぶりどころか9年ぶりですごい久しぶりすぎて新鮮すぎました。メイちゃんは『ブーイング、もっと来い』っておっしゃっていたんですけど、私も快感になっています。もっと来い!」坂井「私は半年ぶりの会場でしたけど、今日は負けてしまったけど、金曜日のグランプリは力を合わせて勝ちたいと思います」とそれぞれ、気合を込めた。