王者対決は大地・フォージャーKO!馬渡亮太カット敗!浅井春香ドロー防衛!ジャパンキックボクシング協会「WARRIOR」

 10月8日(日)東京・後楽園ホールで開催されたジャパンキックボクシング協会「WARRIOR」のダブルメインイベントのトリとなる試合は、ジャパンキックのミドル級(72.57㎏)王者・光成(ROCKON)vs.ウェルター級(66.68㎏)王者・大地・フォージャー(誠真)が間の70㎏をリミットとして対戦。

 1Rこそ階級が上の光成がパンチの圧力でやや優勢にみえたが、2R大地がタイミングよく左ジャブをヒットさせダウンを奪う、立ち上がったもののダメージの残る光成に再度左を当ててダウンを奪うとレフェリーがストップをかけて大地が階級の差を制した。

 もうひとつのメインではタイで2連勝しての帰国第1戦となる馬渡亮太(治政館)が、通常130ポンド(58.97㎏)で試合をしているオムノーイ、ラジャダムナンスタジアムのメインイベンターにも抜擢される有望株ビン・リアムタナワット(タイ)と対戦、1R馬渡の蹴りは冴え、ビンをコカす場面もあったが、2R肘の打ち合いで馬渡は出血、ドクターチェック後そのままストップがかかり、ビンがラジャダムナンスタジアムのビッグマッチをキャンセルしてまで臨んだ日本での試合で成果を出した。
 
 セミファイナルではミネルヴァ スーパーバンタム級王者 浅井春香(KICKBOX)が今年3月26日NJKFミネルヴァ『GODDESS OF VICTORY』GENスポーツパレス大会にてドロー防衛となったMARIA(PCK大崎/TeamRing)と仕切り直しの防衛戦をホームリングで行ったが再びドローで勝利することはできなかったが、防衛には成功した。

■ ジャパンキックボクシング協会“WARRIOR” 
日時:2023年10月8日(日)開場17:00  オープニングファイト17:15~ 本戦開始17:35~
会場:東京・後楽園ホール
(主催)ROCKON
(認定)ジャパンキックボクシング協会
(後援)バウトレビュー/ゴング格闘技/eFight
(お問い合わせ)ROCKON TEL 046-854-8601

ツイキャスにてライブ配信された大会の模様は、2023年10月22日(日) 23:59 まで視聴できる。
配信URL:https://twitcasting.tv/c:jka_kickboxing/shopcart/264533
LIVE視聴チケット ¥3,300(税込)
選手応援チケット ¥6,600(税込)

<9. ダブルメインイベント ジャパンキック王者対決 70kg契約 3分5R>
⚫︎光成(ジャパンキック ミドル級王者/ROCK ON)
 2RTKO 1分17秒 ※左ジャブ
⚪︎大地・フォージャー(ジャパンキック ウェルター級王者/誠真)

<8.ダブルメインイベント 日泰国際戦 58.06kg契約 3分5R> 
⚫︎馬渡亮太(W国際戦MOインターナショナル スーパーバンタム級王者/治政館)
 2RTKO 1分9秒 ※肘カットによるストップ
⚪︎ビン・リアムタナワット(タイ)

<7.セミファイナル ミネルヴァ スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R>
△浅井春香(ミネルヴァ スーパーバンタム級王者/KICK BOX)
 引分1-1(29-28 29-29 29-30)
△MARIA(同級1位/PCK大崎/TeamRing)
※浅井が王座防衛に成功

王者・浅井がパンチ、首相撲でも攻勢だったが決定打はなく、1-1の引分で2試合連続のドロー防衛となった。


3月19日「KICK Insist 15」でのジャパンキック ライト級王座決定戦がラストマッチとなった元新日本キックボクシング協会フェザー級王者・内田雅之の引退セレモニーが行われた。戦績61戦35勝(8KO)16敗10分

 2004年デビューしておよそ20年に及ぶ現役生活でやり切った感のある清々しい引退式となった。

〜休憩〜

<6.フライ級 3分3R>
⚫︎西原茉生(ジャパンキック フライ級2位/治政館)
 判定0-3(2者28-30 29-30)
⚪︎シンイチ・ウォーワンチャイ(WMC日本フライ級1位/ウォーワンチャイプロモーション)

 西原は、リーチで勝るシンイチの制空圏を切り崩せず、接近戦も首相撲で阻まれ0-3の判定敗を喫した。

<5. 日泰国際戦 フェザー級 3分3R>
⚪︎皆川裕哉(ジャパンキック フェザー級2位/KICKBOX)
 1RTKO 2分6秒 ※膝蹴り
⚫︎チャット・ロックオンジム(元泰国ルンピニースタジアム認定ミニフライ級7位/タイ・ROCK ON)

<4. ジャパンキックvsINNOVATION交流戦 56kg契約 3分3R>
⚫︎樹(ジャパンキック バンタム級4位/治政館)
 判定0-3(2者28-30 29-30)
⚪︎前田大尊(INNOVATIONフェザー級3位/マイウェイ)

<3.ジャパンキック ウェルター級 3分3R>
⚫︎山内ユウ(ジャパンキック ウェルター級3位/ROCKON)
 判定(三者28-29)
⚪︎細見直生(KICKBOX)

<2.日泰国際戦ライト級 3分3R>
⚫︎貴 雅(ジャパンキック ライト級3位/治政館)
 判定0-3(28-30 29-30 29-30)
⚪︎デーシング・ロックオンジム(元泰国ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級2位/タイ・ROCK)

よく練習してると思える貴雅の動きは最後まで落ちなかったが、デーシングの老獪な技術を切り崩せず判定敗。

<1.ジャパンキック バンタム級 3分3R>
⚫︎ストロベリー稲田(治政館)
 3RTKO 1分56秒 ※レフェリーストップ
⚪︎九龍悠誠(誠心)
                       
<オープニングファイト 3 JKA29kg級タイトルマッチ 2分2R延長1R >
⚪︎脇田剛士朗(治政館)
 判定2-0(20-19 20-19 19-19)
⚫︎野本かれん(WIVERN)

<オープニングファイト 2 JKA29kg級 Bクラスルール 1分30秒2R>
⚪︎藤田彪(ROCKON)
 判定2-0(20-19 20-19 19-19)
⚫︎松本将真(ビクトリー)

<オープニングファイト 1 JKA32kg級 Bクラスルール 1分30秒2R>
⚪︎藤原駈(ROCKON)
 判定3-0(三者20-18)
⚫︎武内宥護(JSK)