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　8月11日（現地時間）にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
　今大会のメインは2023年8月4日に行われたロス・ゲレーロス・ラグネロス（ウルティモ・ゲレーロ、ストゥーカJr.、グラン・ゲレーロ）対ミスティコ、アトランティスJr.、ソベラノJr.の再戦だ。ロス・ゲレーロスがレフェリーの隙をついた反則攻撃で勝利した事にテクニコ軍が激怒。再戦要求が通った形となった。試合は怒りのソベラノJr.がストゥーカJr.への猛攻撃に対し、苦しまぐれに、なんとレフェリーの目の前でストゥーカJr.がソベラノJr.の覆面をはぎ取ってしまった。当然、ゲレーロスの反則負けとなりテクニコ軍が勝利するも、試合後、ソベラノJr.は納まらず、猛アピールとなり、この抗争もまだまだ激化しそうだ。
　セミファイナルでは、ボラドールJr.とロッキー・ロメロのライバル同士がタッグマッチで激突。ボラドールJr.はヴィールスと組み、ロメロはTJPと組んで対戦となった。ロメロ、TJPはアメリカからの侵略者、反メキシコ軍であるので、当然、会場のファンはボラドールJr.の勝利を期待される。試合はまずボラドールJr.がジャベで先制するも、反メキシコ同盟は、レフェリーが目を離した隙に、ボラドールJr.に反則のローブローをされたと嘘のアピール。ボラドールボラドールJr.は、それは嘘だと抗議するも、レフェリーが信じてしまい、反メキシコ同盟が取り返した。続く三本目、今度はボラドールJr.がお返しとばかりに、ロメロにローブローされたと嘘のアピール。こちらもレフェリーがしんじてしまい、ボラドールJr.組が反則勝ちで勝利した。

■　CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦
日時：2023年8月11日（現地時間・放送日）
会場：メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

＜6人タッグマッチ＞
○ミスティコ、アトランティスJr.、ソベラノJr.
　2-1
●ロス・ゲレーロス・ラグネロス（ウルティモ・ゲレーロ、ストゥーカJr.、グラン・ゲレーロ）

＜タッグマッチ＞
○ボラドールJr.、ヴィールス
　2-1
●ロッキー・ロメロ、TJP