[ファイトクラブ]SummerSlam女子王座アスカ⇒べレアMITBイヨ+RAW中邑真輔セス

[ファイトクラブ]公開中 [週刊ファイト8月17日号]収録

▼SummerSlam女子王座アスカ⇒べレアMITBイヨ+RAW中邑真輔セス
 59,194人Gate史上最高$8.5MM スポンサー収益$7MM 配信最大数
 (c) 2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・Detroit Motor City満員♪Born to be Wild大会テーマ曲の巨額収益
・見応えのシャーロット、アスカ登場順ビアンカ3way 「足負傷セールや」
・ビアンカわずか8秒王者!NXT王者~紫雷イオ5年WWEで金実績
・リコシェと大空中戦ローガン・ポール自家用ジェット弟ジェイクBox戦へ
・名勝負3度目対決Cody勝利ブロック・レスナー次WMまで暫くお休み
・Slim Jim®提供25人バトルロイヤルLAナイトTシャツ売上好調ご褒美
・MMA戦?シェイナ・ベイズラー切札クラッチ締殺ロンダ・ラウジーだが
・スペード女王の左目下が:2日後RAW出てきてゾーイ・スタークに勝利
・IC王者グンサー長期政権記録更新中 ドリュー・マッキンタイアと至宝戦
・セス・ロリンズBest Match賞フィン・ベイラーもダミアン・プリースト不和
・Kick-offショーでのトリプルH会見「リーダー不在のJudgement Day」
・トリ終了深夜過ぎ!ローマン・レインズ36分05秒ジェイ・ウーソ血流劇
・大衆感情操作とは何か? 超アメプロ黄金時代ピークを締め括るメイン
・中邑真輔2度出番JDマクダナ入替? RAW視聴者200万届かず分析


Detroit Motor City満員♪Born to be Wild大会テーマ曲の巨額収益

■ WWE SummerSlam
日時:8月5日(現地時間)
会場:米ミシガン州デトロイト フォード・フィールド 観衆59.194人(主催者発表)

―― 詳細・分析レポートの対談となると、RAWを見終わってからでないと・・・という命題もあれば、単にどっちが勝った負けたを知りたい方は、今の時代は簡単に検索できますから、どうかそっちで満足して下さいと。

オフレコ いや、そりゃ大人の楽しみ方、卒業しない底なし沼の探求を一貫して推奨している本誌は、例えば女子王座が3way戦になった時からケツは見えていたわけであって・・・。

―― あと、スグに出さない方がいいのは各種数字が出揃うのを待ってからもあります。

オフレコ なにしろ、45,707キャパの会場にWWE発表で59,194人がギッシリなのはカメラが天辺まで映しているから本物。

―― いわゆる会場のゲート収益が$8.5MM(邦貨約12億2000万円)、Slim Jim®、 C4 Energy、そしてリングサイドと観客を隔てる柵というか取り囲む壁に大書されていた金融のRocket Mortgageのスポンサー3社合計で$7MM、これでもう10億円強だから、今週「Gleatの両国国技館が団体最多動員数2,215人」と、引き合いに出すのも無残となってしまいます。

オフレコ ちなみにドリンクのC4はデトロイトのクラシック・カーやバイクと共闘しているから、大会のテーマ曲はステッペン・ウルフの♪Born to be Wildと、クラシックRockになっていた。

―― 今の若いファンは映画『Easy Rider』とか知らないと思います。

オフレコ とにかく「勝った、負けた」だけの速報メモを出すサイトのと、実際の試合の印象は大きく違う。アスカ、シャーロット、ビアンカ・べレアが3wayの大激闘やって、そのボロボロのところをムーンサルトで抑えたわずか8秒やから(笑)。

―― 記録上のビアンカの王者期間は8秒になりますね。

オフレコ ちょうど一年前の『SummerSlam』に電撃復帰となる元イーヴィーのダコタ・カイ、ベイリーとメインルースター登場となった紫雷イオなのに、事前のカード発表に名前がないなんてオカシイやろうが。

―― そうですね。3wayでアスカが陥落するのと、イヨ・スカイがMITBの権利を行使するのは大人のファンには明白でした。

―― 『Great American Bash』でイリヤ・ドラゴノフがカーメロ・ヘイズを倒すと踏んでいたのに、それが外れたんでもう大騒ぎというか、外れてくれた方が議論が深まって面白くなるんだけど(笑)、毎度のように当たりまくってしまうと誰も誉めてくれない。

▼Great American Bashロクサーヌwildブレア カーメロ24分7秒イリヤ

[ファイトクラブ]Great American Bashロクサーヌwildブレア カーメロ24分7秒イリヤ

オフレコ 日本だと『Rock in Japan』フェスが「コロナ終結で大盛況」がニュースなんだけど、アメリカだと「プロレス人気が今、もの凄い!」を世間側の媒体が取り上げている最中や。

―― 『Rock in Japan』の一日だけの前売りチケットが15000円、割引2日間は28000円、5万円以上のも売っていたそうですが売り切れ続出なんだとか。『SummerSlam』も天井桟敷席こそ$25からを謳ってるんですが、実際には$72からだったそうで、平均値でも$150だったそうです。

見応えのシャーロット、アスカ登場順ビアンカ3way 「足負傷セールや」
<第7試合 WWE女子王座3way戦>
[王者]●アスカ
 20分45秒 (どちらかと言えばどさくさの)丸め込み3カウント
[挑戦者]○ビアンカ・ベレア
※もう一人はシャーロット・フレアー

―― じゃあ、順番変えて女子王座戦から行きましょう。[ファイトクラブ]会員のみの箇所に出したんだと、日本の読者から怒られますからね。我々にしたら、きっちり完璧に読めていたカードなんですけど・・・。

オフレコ いや、ケツはともかく中身であって、見ごたえのある濃い3way戦であり、絵にもなっている。ただ、「ビアンカが場外に落ちる際にステップに足打ち付けて」はセールだよ。専門媒体でも見抜けないんだなぁ。

―― ゴツンとステップとぶつかる音声は拾ってるんですが、正面側からのカメラなんで実際にどう落ちたのかは画面に出ません。それからドクターたちも寄って来るし、あのNXTから上がった女性レフェリーも、いわゆる「伝達」をやっているのが画面に見えてましたから、自称評論家の論客陣もアクシデントだと思ったようです。

オフレコ あとで出すけどRAWに出てきた顔の通りでシェイナ・ベイズラーからローマン・レインズまで、ガチの負傷がどうだったもあるから、「濃厚分析やるならRAW終わってから」で正解だし、実際、現時点でビアンカがどうだったの情報は漏れてきてない。ボクにしたら「ほらね!」というこっちゃ。

―― やる側・作る側から掘り下げられるのが本誌の売りですから、こういう指摘なら世界の誰にも負けません。

オフレコ 細部まで良く練った筋書きのカードだったと誉めることもできる。

―― そのビアンカが足を引きつって戻ってくる布石があるから、四の字からのフィギュア8のシャーロットに、アスカが緑の毒霧噴射、そこから、どさくさに紛れてビアンカがアスカを丸め込んで新王者というフィニッシュが生きてきます。

オフレコ なにしろ入場は王者のアスカが最後ではなく、ビアンカやった。大会ポスターでもビアンカ、リア・リプリー、シャーロットの女子3選手が男4人に混じる絵のが最も多く使われていた。

―― 男女比率が2023年なんですかねぇ。

オフレコ そしてイヨ・スカイが全速力で走ってきた。ベイリー、遅れるなよ~(笑)。まぁ、ブリーフケースでシャーロットやアスカを殴っていたから役目は果たしたけどな。

ビアンカわずか8秒王者!NXT王者~紫雷イオ5年WWEで金実績

―― レフェリーが認めて、リングアナに指示出して場内アナウンスがあるまで有効なMITBの権利行使とならないから、コーナーポストに登ったイヨが「早くしろ!」とやってる場面は笑えました。そこからはわずか8秒の再度の交代劇でした。

オフレコ 8秒だろうが「メデタシ、メデタシ」でいいと思う。それに一時は「売却」が完了してまた口出すようになったビンス・マクマホン現場復帰を恐れたけど、手術に踏み切ったんでトリプルHの自由にできる。最後にダコタ・カイも出てきたのは長年のフォロワーには満足度が高い。

―― それにカイリ・セインも戻って来ます。メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)に大金払ったブシロードなのに踏んだり蹴ったり。WWEは前よりもっと出すでしょう。ただ、この時点でトリの試合が4時間越えになるのが確定です。「また長い大会やりあがって!」と、そこはGleatとの類似点だったのですが・・・。

リコシェと大空中戦ローガン・ポール自家用ジェット弟ジェイクBox戦へ
<第1試合 シングルマッチ>
●リコシェ
 18分00秒 こっそりブラスナックルで殴る
○ローガン・ポール

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