マテ・サニキゼが王座統一!OKTAGON 45

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 7月28日(現地時間)にチェコ共和国プラハで『OKTAGON 45: Sanikidze vs Keita』が開催された。
 このオクタゴンはチェコ最大のMMA団体であり、欧州ではメジャー大会としてテレビ中継もされている。2016年6月にリアリティ番組「Oktagon Challenge」が開始された時に設立された。
 今大会のメインは、フェザー級王座統一戦で王者マテ・サニキゼと暫定王者ロセーネ・ケイタで争われた。ケイタはライト級王者でもあり二階級制覇した上、MMA全勝という事もあり、下馬評では有利とされている。試合は、ケイタがテイクダウンを奪い、グランドで上から攻めるが、グランドの攻防で足をひねったのかケイタが足の負傷で試合続行不可能とレフェリーにアピール。そこで試合ストップとなり、サニキゼがTKO勝ちで王座統一となった。アクシデントでの決着だが、ケイタは素直にサニキゼを勝者と称たが、会場からは両者に大声援。恐らく再戦が組まれるだろう。そして本当は勝ってから、やりたかったのだろうが、試合後にケイタは恋人に公開プロポーズ。こちらも会場から大声援が送られた。
 セミファイナルには元UFC戦士のカルロス・ベモラが、ルーカス・アルシーナと対戦。試合は1Rはベモラがテイクダウンしてグランドで上を奪ってパウンドで攻める。2Rも同じくベモラがテイクダウンからグランドで上を奪ったが、アルシーナにスイープされ逆にグランドで上を奪われてしまう。しかし3Rはまたしてもグランドで上を奪ったベモラが攻め続け、判定でベモラが勝利した。

■ OKTAGON 45: Sanikidze vs Keita
日時:2023年7月28日(現地時間)
会場:チェコ共和国プラハ

<フェザー級王座統一戦>
○マテ・サニキゼ(グルジア/王者)
 1R 1分08秒 TKO
●ロセーネ・ケイタ(ギニア/暫定王者)

<ライトヘビー級>
○カルロス・ベモラ(チェコ)
 判定
●ルーカス・アルシーナ(アルゼンチン)

<ライト級>
○イワン・ブヒンジャー(スロバキア)
 2R 4分46秒 TKO
●アボ・トゥンカラ(フランス)

<ライトヘビー級>
ダニエル・シュクヴォル(チェコ)
 1R 1分41秒 ギロチンチョーク
ネルミン・ハイダルパシッチ(スウェーデン)

<ヘビー級>
○ラザール・トデフ(ブルガリア)
 1R 4分57秒 アンクルロック
●ウォリーソン・カルヴァーリョ(ブラジル)

<ライト級>
○ヤン・シロキ(チェコ)
 3R 2分06秒 TKO
●オンドジェ・ペトラシェク(チェコ)