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　7月28日（現地時間）にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
　今大会は、レジェンダ・デ・プラタの決勝が行われた。日本語にすると「銀の伝説」となるレジェンダ・デ・プラタは、元々は、ルチャリブレの枠を超えたメキシコの国民的英雄、聖人エル・サントを讃えるもので、エル・サント杯の事だ。しかし、近年、サントの息子であるイホ・デル・サントとCMLLが険悪な関係になってしまった為、サントの名前を全面に出さず、レジェンド杯という感じになっている。ちなみに、サントと双璧のスペル・エストレージャであるブルー・デーモンを讃えるレジェンダ・デ・アズル（青の伝説）も不定期で開催されている。
　決勝まで勝ち上がってきたの、マスカラ・ドラダ2.0とロッキー・ロメロ。外敵であるロメロに優勝されると一大事となっており、両者、一進一退の激しい攻防となった。お互い、技を切り返しながらカウントツーで返すが繰り返された。しかし、最後はドラダがシューティングスターを決めてフォール勝ち。優勝はドラダで、見事にメキシコに優勝をもたらした。
　セミファイナルは、ティタンとグラン・メタリックがシングルマッチ。お互いに一本づつ取り合って運命の三本目に突入。最後はティタンがリング中央でジャベを極めて勝利した。
　6人タッグマッチはボラドールJr.、アベルノ、テンプラリオ対ウルティモ・ゲレーロ、アンヘル・デ・オロ、ドラゴン・ロホJr.という、それぞれ相手チームに抗争中の相手がいる試合で、両軍がエキサイト。レフェリーが試合に巻き込まれて目を離している隙に、ボラドールJr.がオロに反則のローブローを喰らったと嘘のアピール。これをレフェリーが信じて、オロの反則負けを宣言した。当然、オロは納得できず、この抗争もまただま続きそうだ。

■　CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦
日時：2023年7月28日（現地時間・放送日）
会場：メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

＜レジェンダ・デ・プラタ2023決勝＞
○マスカラ・ドラダ2.0
　1-0
●ロッキー・ロメロ

＜シングルマッチ＞
○ティタン
　2-1
●グラン・メタリック

＜6人タッグマッチ＞
○ボラドールJr.、アベルノ、テンプラリオ
　2-1
●ウルティモ・ゲレーロ、アンヘル・デ・オロ、ドラゴン・ロホJr.

＜6人タッグマッチ＞
○ビジャノ3号Jr.、イホ・デル・ビジャノ3号、サンドカンJr.
　2-1
●マヒア・ブランカ、マグヌス、ルヒド