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7月21日（現地時間）にロシア連邦ソチで『ACA 160: Slipenko vs Gadzhidaudov』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB（アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート）はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー（ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット＝WFCA）はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA（アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット）として新たにスタートしたのだった。
今大会は、ウェルター級とフェザー級の二階級の王座戦が組まれ、メインはウェルター級王座戦、王者ヴィタリー・スリペンコがウスタルマゴメド・ガジダウドフの挑戦を受けた。下馬評は王者スリペンコ有利となっています。試合はスタンドでの激しい打ち合いとなり、両者が激しく打撃を繰り出す一進一退の攻防となるも、挑戦者ガジダウドフがテイクダウン狙いで王者を金網に押し込む展開も見られ、前に出る動きもあり判定で、ガジダウドフの勝利。ガジダウドフが見事にしんおうじゃに輝いた。
フェザー級王座戦は、王者アリハン・スレイマノフが、イスラム・オマロフの挑戦を受け、こちらも下馬評では王者スレイマノフが有利だったが、試合はオマロフがグランドでバックを奪いパンチ連打。なんとか逃げようとするスレイマノフだが、オマロフが逃がさず、パウンド連打で、遂に抵抗できなくなった王者を見て、レフェリーがストップ。オマロフがTKO勝利で見事に王座に輝いた。
■ ACA 159: Vartanyan vs Reznikov
日時：2023年7月21日（現地時間）
会場：ロシア連邦ソチ
＜ウェルター級王座タイトルマッチ＞
○ウスタルマゴメド・ガジダウドフ（ロシア／挑戦者）
判定
●ヴィタリー・スリペンコ（ウクライナ／王者）
＜フェザー級王座タイトルマッチ＞
○イスラム・オマロフ（ロシア／挑戦者）
2R 3分08秒 TKO
●アリハン・スレイマノフ（ロシア／王者）
＜フェザー級＞
○クルバン・タイギボフ（ロシア）
1R 3分22秒 TKO
●ルイス・ラファエル（ブラジル）
＜フェザー級＞
○アブドゥル・ラフマン・ドゥダエフ（ロシア）
判定
●フランシスコ・デ・リマ・マシエル
＜バンタム級＞
○パベル・ヴィトラック（ウクライナ）
判定
●メイコン・シルバン（ブラジル）
