ジョシュ・アレキサンダーが復帰アピール!Impact Wrestling

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 7月20日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では、怪我で長期欠場となり、インパクト世界王座を返上したジョシュ・アレキサンダーが会場に姿を現し、復帰のアピールを行った。誰かに敗れた訳でなく、怪我で欠場で王座を返上した為、当然、アレキサンダーは、現インパクト世界王者のアレックス・シェリーへの挑戦権を持っている。そしてリングにはシェリーもベルトを持って登場して対峙。そこにXディビジョン王者のリオ・ラッシュも現れXディビジョン王座返上の権利でインパクト世界王座への挑戦をアピール。更に、そのラッシュへの挑戦権を持つKUSHIDAも現れ、先に自分が王座を奪うとアピールした。さらに悪漢ブリー・レイも姿を表すと、リングサイドからムース、ブライアン・マイヤーズが飛び込んできて、ブリー・レイと三人でアレキサンダー、シェリー、KUSHIDA1に襲いかかった。ブリー・レイは自分の軍団にラッシュも勧誘するが、ラッシュは態度を保留。王座戦線より先に悪の軍団をどうにかするのが先決になりそうだ。
 インパクト世界タッグ王座を奪われたABC(クリス・ベイ & エース・オースチン)は前王者の権利で新王者サブカルチャー (マーク・アンドリュース & フラッシュ・モーガン・ウェブスター) へのリマッチに挑んだ。試合前ABCはラスカルズの介入で王座を奪われた事をアピールしていたが、試合は、またしてもラスカルズが現れて動揺を誘い、サブカルチャーがベイを丸めこんでフォール勝ちして王座防衛。ABCは王座を取り戻すことは出来なかった。
 インパクトレスリングのコミッショナーであるレジェンドのサンティーノ・マレラは自分を襲った襲撃犯がダーティ・ダンゴだったので、制裁を加えるためにシングルマッチで対戦。しかし試合序盤は暴れたマレラだったが、ダンゴもダーティ戦法で反撃。そしてマレノが必殺のコブラを繰り出そうとした時、謎のヘルメットをした男が現れマレラを妨害。その隙をついてダンゴがフォール勝ちしてしまった。そのヘルメット男はジョン・E・ブラボーでダンゴと勝利を喜ぶ。マレラは介入によりダンゴに返り打ちにあってしまった。
 番組冒頭では、スコット・ダモール社長が登場。ジェイク・サムシングの復帰を発表するも、ここでPPV大会で出番のなかったザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)が現れアピール。これを受けてダモール社長はサミ・キャラハン、リッチ・スワンとのタッグマッチを急遽、決定したのだった。試合は、キャラハン、スワンが合体技でフォール勝ち。格の違いを見せつけた。

■ Impact Wrestling
日時:2023年7月20日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○サブカルチャー (マーク・アンドリュース & フラッシュ・モーガン・ウェブスター) (王者)
 ピンフォール
●ABC(クリス・ベイ & エース・オースチン)(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ダーティ・ダンゴ
 ピンフォール
●サンティーノ・マレラ

<シングルマッチ>
○コートニー・ラッシュ
 ピンフォール
●サバンナ・エヴァンス

<シングルマッチ>
○ジェイク・サムシング
 ピンフォール
●ケビン・ナイト

<タッグマッチ>
○サミ・キャラハン、リッチ・スワン
 ピンフォール
●ザ・グッド・ハンズ(ジェイソン・ホッチ & ジョン・スカイラー)