出身の徳島、拳王デビュー15周年大会での突然の金剛解散から最初の大会である『SUNNY VOYAGE』がたま未来メッセで開催された。
1年9ヶ月振りに清宮海斗とタッグを組む拳王は青のニューコスチュームで登場。初対決となる元同門の征矢学と正面からぶつかり合う。征矢学のパートナーはWRESTLE-1時代の後輩である稲葉大樹だ。
清宮海斗のG1に向けて壮行試合的に組まれたカードであるが、対戦相手チームもどこか吹っ切れたようで厳しい攻めを清宮にぶつけていく。
征矢のパワーや稲葉との連携技に苦しめられながりも分断に成功し、変形シャイニングウィザードで稲葉を仕留めた清宮はマイクを持つと「八王子大会、ありがとうございました！ 7月15日からG1クライマックスに出場します。G1クライマックス、主役を取ってきます！」と観客に向けて挨拶を行うと、拳王がマイクを奪い「おい、清宮。G1クライマックス、主役を取ってきます。主役？ もちろん、主役とは優勝することだよな？ ノアのファンのみなさん、今の言葉、俺が訳します。清宮が主役を取ってきます。訳して優勝してきます。そうだよな？」頷く清宮海斗。
さらに拳王は「ここでひとつ、ノアそしてプロレス界にとって、刺激のあることを言ってやるぞ。N-1優勝者とG1優勝者で旬のうちにシングルマッチをする。これほど刺激のあることはねえだろ？ それができるのはこのノアのリングだけだよな？ できるのは俺と清宮、俺たちだけだよな？ おい、ここにいるノアを応援するクソヤロー共はしっかり見とけ！ これがただのリップサービスで終わるか、本当に実現するかは俺たち次第だ。死ぬ気で優勝して来い。俺はN-1優勝する。それがここに集まったノアを応援するクソヤロー共とWRESTLE UNIVERSEを視ているクソヤローどもとの約束だ」。ここで大拳王コールが起こる。
そして清宮がマイクを再び持つと「G1クライマックス、優勝します！」と宣言、拳王とガッチリ握手を交わしリングを後にした。
■ プロレスリング・ノア SUNNY VOYAGE 2023
日時：7月9日
会場：東京たま未来メッセ 観衆557人（＝主催者発表）
＜第8試合 タッグマッチ＞
○清宮海斗 拳王
22分09秒 変型シャイニングウィザード ⇒ 片エビ固め
征矢学 ●稲葉大樹
＜第7試合 GHC ナショナル選手権試合＞
[王者]○イホ･デ･ドクトル･ワグナーJr.
13分02秒 ワグナードライバースペシャル ⇒ エビ固め
[挑戦者]●AMAKUSA
※第9代王者が5度目の防衛に成功
GHCナショナル選手権は、第9代王者イホ・デ・ドクトル・ワグナー・ジュニアが挑戦者AMAKUSA相手に5度目の防衛に成功している。
＜第6試合 8人タッグマッチ＞
ジェイク・リー ジャック・モリス ●YO-HEY タダスケ
13分37秒 PK ⇒ 片エビ固め
潮崎豪 ○中嶋勝彦 HAYATA Eita
第6試合終了後、全日本プロレスの青柳亮生がリングに上がると「HAYATA選手に用があってここに。青柳亮生は世界Jrのベルトを落とし、ヒマだ！ だからそのベルトに挑戦させてほしい。NOAHのファンを楽しませた上でそのベルト獲って差し上げます」とアピール。
HAYATAも了承して7月20日、新宿Face大会メインイベントでタイトルマッチが組まれることが発表された。
＜第5試合 タッグマッチ＞
○アダム・ブルックス ニンジャ・マック
10分51秒 オージーバスター ⇒ 片エビ固め
●スタリオン・ロジャース ダンテ・レオン
＜第4試合 8人タッグマッチ＞
○サクソン・ハックスリー 藤田和之 鈴木秀樹 谷口周平
13分31秒 ネックハンギングボム ⇒ エビ固め
丸藤正道 ●モハメド ヨネ マサ北宮 稲村愛輝
＜第3試合 タッグマッチ＞
近藤修司 ○吉岡世起
9分09秒 クラッシュドライバー ⇒ エビ固め
大原はじめ ●アレハンドロ
＜第2試合 タッグマッチ＞
小川良成 ○LEONA
12分59秒 足4の字固め
スペル・クレイジー ●藤村加偉
＜第1試合 シングルマッチ＞
○Hi69
7分06秒トランスレイブ ⇒ 体固め
●小澤大嗣
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