ビル・ゴールドバーグ約10年ぶりにプロレス復帰!6・7『Legends of Wrestling』

(C)Legends of Wrestling

 2015年6月7日にニューヨーク州ニューヨークで『Legends of Wrestling』が開催された。
 この大会は、プロレス界のレジェンドをゲストの招くプロレスイベントであり、リック・フレアー、ショーン・マイケルズ、ミック・フォーリー、ブッカーTら往年のレジェンドが集結したほか、”ビッグ・パパ・パンプ”スコット・スタイナーやハクソー・ジム・ドゥガン、ナスティ・ボーイズら現役を続けるレスラーが試合を行う夢のようなイベントだ。

 そんな中、メインイベントで組まれたのは、スタイナーとRVDだ。まず、ドク・ギャローズを従えて入場したのはスタイナーだ。現在、バレットクラブを率いて暴れまわっているギャローズもスタイナーの前では小僧同然、心酔して従っていた。対するは当日、発表されたXことRVDだ。試合は、ギャローズが介入を繰り返し、会場からは、スタイナーと現在、因縁があるハルク・ホーガンコールが巻き起こった。それでもなんとかRVDがヴァン・ダミネーターでスタイナーからフォールを奪うも、納得できないスタイナーはギャローズと共にRVDを襲い、必殺のスタイナー・リクライナーでRVDを失神寸前に追い込んだ。その時、リングに走り込んできた一人の男が現れる。それが、あのビル・ゴールドバーグだった。元WCW世界ヘビー級王者、173連勝、説明不要のスーパースター、90年代月曜テレビ戦争の主役の一人であるゴールドバーグが10年ぶりにプロレスのマットに上がったのだった。

 ゴールドバーグは、スタイナーにスピアー、RVDを救出し、勝ち名乗り。更にギャローズを捕まえてジャックハマーだ!偉大なるレスラーの復活に会場は酔いしれたのだった。

 ゴールドバーグは2004年にWWEを退団後、映画俳優に転向しており、プロレス復帰の噂が何度も出たが実現していなかった。近年はWWEが復帰のオファーをもちかけたが、ライバックに負ける役というあまりに呆れ果てるオファーだったらしく、交渉は決裂している。ゴールドバーグは礼節を欠くオファーをするWWEなどには上がらないが、近くプロレスに復帰するとコメントしており、これが実現したようだ。このまま本格復帰するのか?今後のゴールドバーグに注目だ。

■ Legends of Wrestling
日時:2015年6月7日
場所:アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク

<メインイベント シングルマッチ>
○RVD(ロブ・ヴァン・ダム)
 ピンフォール
●スコット・スタイナー

<シングルマッチ>
○マット・サイダル
 ピンフォール
●ドク・ギャローズ

<タッグマッチ>
○ナスティ・ボーイズ
 ピンフォール
●ミスター・アンダーソン、ドク・ギャローズ

<シングルマッチ>
○トミー・ドリーマー
 ピンフォール
●ウェス・ブリスコ

<シングルマッチ>
○ハクソー・ジム・ドゥガン
 ピンフォール
●ロビーE

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