[ファイトクラブ]AEWカナダAコールMJF組KオメガWユウタ 飯伏幸太ボストン合流

[週刊ファイト7月13日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼AEWカナダAコールMJF組KオメガWユウタ 飯伏幸太ボストン合流
 (C) AEW 編集部編

■ AEW Dynamite
日時:7月5日(現地時間)
会場:カナダ アルバータ州エドモンド ロジャース・プレイス


 カナダ巡業中のAEWは、日本のファンに馴染みのカルガリーにも近いエドモンドの、WWEもよく利用するロジャース・センターからの中継。オレンジ・キャシディ&ダービー・アリンに、再び合体したキース・リー&Swerveストリックランドの「タッグ・トーナメント」1回戦から。ブラインド・エリミネーター形式ということで、ブラケットは発表されてないし、誰が出てくるのかはわからない。
 それにしてもオレンジ君から番組が始まると「イイ番組になる」との安心感に加えて、巨体のキース・リーと小さい選手の絡みが絵になって面白くなるのである。例によってチョン、チョンとやってもキースはビクともしないんだが、小兵組は機敏さで切り抜けていくのだ。


 もちろん受けの上手さで展開をリードしているSwerveストリックランドのおかげなんだが、ここは順調にアレンのラストサパーが決まって準決勝へ。ちなみにこの後、事前収録のセグメントでアレンが18歳のニック・ウエインをスカウトしたとのプロモが流される。二世レスラーである。

 人気のアクレイムド+(ビリー)ガンが、6人タッグでボリウッドボーイズ+ザ・ブレイドを下すカードは紹介を省くが、早くもエディ・キングストンがKENTAをやぶってSTRONG王座戴冠した模様が映像付きで番組に流されていた。日本とは桁が違う数の視聴者が世界で見ているのだから大きな宣伝だろう。もっとも古くからのダチ公ジョン・モクスリーとの関係がぎくしゃくしていることにも実況席は触れて、MOXは「電話に出てくれ」と。今時、国際電話なんか使わないと思うけど・・・(笑)。
 ちなみにタッグ・トーナメントは建前上くじ引きだそうで、マット・ハーディはジェフ・ハーディではなくジェフ・ジャレットと組むことになるんだそうだ。


 さて、♪Judasの大合唱でお出ましのクリス・ジェリコは、そもそもアルバータ州がプロレスのデビューであり、実質ホームなんだが、ケニー・オメガを裏切り憎き大ヒールに変身しているドン・キャリスは、またも「6年前にお前とオメガの試合を東京ドームで組んだのは俺だ」と言い出した。まぁ、あの試合がなければAEWが誕生してなかったというのは本当の事なんだが、当然ジェリコは、「なに言ってるんだ。俺様がお前のキャリアを助けたんだ」となる。もっとも、「ドン・キャリス軍に加わらないか?」には、”maybe”と応えるジェリコさんなのであった。


 タッグトーナメントはくじ引きで決まったから、アダム・コール&MJF組に、ダディ・マジック&ザ・ブッチャーという妙な組み合わせなんだが、コールがザ・ブームをぶち込んで試合に勝ち初陣突破はお約束なものの、コールの誕生日というのは絵になった。

 ケーキが運ばれてきたら普通は顔グシャンなんだが、コールがろうそくの火を消した途端背後から襲い掛かったMJFをかわし、逆に憐れMJFがケーキに顔を突っ込むオチでした。

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