［週刊ファイト7月13日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼みちのくプロレス30周年記念！フジタ”Jr”ハヤト激闘連夜U王座戴冠
　サスケ東郷も物販顔見せ盛況～凱旋の義経&景虎東北jrタッグ新王者
　photo & text by 山下達也　w/編集部編
・ハヤト復帰の昨年程ではなくも後楽園ホールまずまずの客入り884人
・ホール内に響く打撃音！みちのくマットにバチバチ・ファイターたち集結
・「プロレス界で一番皆に勇気・夢を与え、パワー漲るを見せていきます」
・橋本和樹MUSASHI陥落！凱旋の義経と景虎、会場人気もチャンピオン
・黒星のはしたろう説明不要Legends4人並び立つみちのく30年の歴史
・ヤッペーマンにバラモン兄弟、OSO11が魅せた現・みちのく鉄板カード
・駿河メイ さくらえみ久々の後楽園登場で空気変えた我闘雲舞提供試合
・期待のマスクマン山谷林檎、成長見せるも卍丸とKen45°の壁厚し第１

■　みちのくプロレス30周年記念 2023年東京大会Vol.1 ～自由闊達～
日時：6月30日
会場：後楽園ホール　観衆884人（＝主催者発表）

ハヤト復帰の昨年程ではなくも後楽園ホールまずまずの客入り884人

　みちのくプロレス30周年記念、東京大会Vol.1が6月30日後楽園ホールにて開催された。
　かつてみちのくマットを彩った選手も凱旋しタッグ王座に挑戦、5年に渡るガン（脊髄腫瘍髄内腫瘍上衣腫）闘病生活から昨年復帰を果たした現東北ジュニアヘビー級チャンピオンのフジタJrハヤトがメインに出場、望月成晃をパートナーに旧知の日高郁人と、対戦を熱望されていたという阿部史典を相手に20分を超えるチバチファイトを展開し阿部を得意技K.I.Dで下した。
　自身の保持する東北ジュニアヘビー級のベルトの挑戦者を募るも団体内からは現れず、この日の対戦相手である日高郁人が挑戦表明するとハヤトが承諾した。

ホール内に響く打撃音！みちのくマットにバチバチ・ファイターたち集結
＜第６試合＞
○フジタJrハヤト　望月成晃
　20分49秒　K.I.D
日高郁人　●阿部史典

「プロレス界で一番皆に勇気・夢を与え、パワー漲るを見せていきます」

ハヤトは試合後、マイクを持つと心中を吐露した。
「今日試合するまで1年間に何試合かしてきましたけど、本当に無理かなって毎日毎日思って、リングに上がる前は怖くて怖くて仕方なくて、こうやってリングの上に立って挨拶が出来るか分からなくて・・・。やっぱこうやって蹴り合って、それを見てるお客さんたちがこんだけ楽しんでくれたらマジで本当に俺の身体はどんなことでも出来る。今日リングの上で再確認しました。まだまだもう少しこのリングに上っていきたいと思います。そして、まだまだ皆様にハヤトがやってるから俺たちも頑張ろうって思ってもらえるように、明日隣でTDCホール、GLEAT、UWFルールで勝ってこのみちのくプロレスに帰ってきたいと思います。みちのくプロレスのフジタ”Jr”ハヤトが、プロレス界で一番みんなに勇気与えて、夢を与えて、楽しいプロレスを見せて、パワーがみなぎるプロレスを見せていきますんで。家に帰るまでがみちのくプロレスなんで、帰りに思い切り今日の話題をして、思い切り楽しんで明日も楽しんでください。今日はありがとうございました！」と大会を締め括った。