ロッキー・ロメロが王座防衛!CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦

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 6月30日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
 今大会は、ファンタスティカマニアとして提携団体・新日本プロレスとの合同興行。メインは、NWA世界ヒストリックウェルター級王座戦で、王者ロッキー・ロメロが前王者ボラドールJr.の挑戦を受けた。ボラドールJr.としては何としても王座をメキシコに取り返したいところだが、試合は、両者が激しく技を仕掛けて、一進一退の攻防となるも、どうしてもカウント2で、決着がつかない。しかし、最後はロメロがなんとコーナー最上段から腕十字を極める。ボラドールJr.が一度はそのままロメロを持ち上げ、技を解こうとしたものの、ロメロは腕を極め続け、遂にボラドールJr.がタップ。ロメロが王座防衛を果たし、アレナメヒコの観客から大ブーイングを浴びながら勝ち誇った。
 セミファイナルでは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(内藤哲也、BUSHI、ティタン)がCMLLテクニコ軍のミスティコ、アトランティスJr.、ソベラノJr.と対戦。一本目、なんと内藤が絶対エースのミスティコからフォールを奪って先取。二本目はミスティコが必殺のミスティカを極めてテクニコ軍が取り返した。そして運命の三本目、レフェリーが試合に巻き込まれて倒れている隙に、なんと内藤がリング中央でアトランティスJr.に反則のローブロー。当然、レフェリーは見ていなかったので、そのまま内藤がフォールをして勝利。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの勝利となった。

■ CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2023年6月30日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<NWA世界ヒストリックウェルター級王座タイトルマッチ>
○ロッキー・ロメロ(王者)
 1-0
●ボラドールJr.(挑戦者)

<6人タッグマッチ>
○ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(内藤哲也、BUSHI、ティタン)
 2-1
●ミスティコ、アトランティスJr.、ソベラノJr.

<シングルマッチ>
○マスカラ・ドラダ2.0
 2-1
●デスペラード

<シングルマッチ>
△サタニコ
 引き分け
△タイガーマスク