ファビアン・エドワーズ勝利で挑戦権を獲得!Bellator 296

(C)Bellator

 5月12日(現地時間)にフランス共和国パリで『Bellator 296: Mousasi vs. Edwards』が開催された。
 BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
 今大会はフランス共和国パリで開催された大会で、欧州勢も多く参戦。そんな中でメインは、ミドル級戦で、ベラトール、ストライクフォース、ドリームなどメジャー団体で王者になっているレジェンドのゲガール・ムサシとアフリカ系移民の英国戦士ファビアン・エドワーズが対戦。この勝者が王者ジョニー・エブレンへの挑戦権が与えられる。過去の実績は圧倒的にムサシで、下馬評もムサシ有利だが、試合は打撃、テイクダウンなどでエドワーズが有利に試合を進め、最後はグランドでバックを奪ってチョークを仕掛けて圧倒。判定でエドワーズが勝利となり、これでエドワーズがリョート・マチダに続き、レジェンドに勝利して、王座挑戦権を獲得した。試合後、王者エブレンと対峙し、王座戦へ盛り上げた。
 セミファイナルはライト級トーナメントでブレント・プリムスが地元フランスのマンスール・バルナウイに判定勝ちして準決勝へ駒を進めた。

■ Bellator 296: Mousasi vs. Edwards
日時:2023年5月12日(現地時間)
会場:フランス共和国パリ

<ミドル級>
○ファビアン・エドワーズ(英国)
 判定
●ゲガール・ムサシ(オランダ)

<ライト級ワールドGP準々決勝>
○ブレント・プリムス(米国)
 判定
●マンスール・バルナウイ(フランス)

<ミドル級>
○ダグラス・リマ(ブラジル)
 判定
○コステロ・ヴァン・ステニス(オランダ)

<ライト級>
○ティボー・グーティ(フランス)
 2R 3分58秒 TKO
●ケイン・ムーサ(英国)