インパクト高島平ボクシングMMAキック喧道タイヤ22プロレス3試合

 5月4日(祝日)ゴールデンウィーク真っ只中、東京は板橋区高島平でIMPACTファイティング・フェデレーション主催『IMPACT.34〜Break one’s destiny〜』が高島平区民館ホールにて開催された。今大会は当初発表されていた対戦カード、試合順の変更、当日の選手欠場とまさに一寸先はハプニングの連続であったが、プロレスリングマッチ3試合、格闘技戦22試合の全25試合、熱い激闘が繰り広げられた。

 大会テーマでもある「Break one’s destiny」『自分の運命は自分で決める。』という意味たが、大会ポスターに記載されている 『自分の運命は自分の拳で切り拓く』と謳ってる通り今大会がデビュー戦となり大きな勝利を挙げた選手も数名続出。全試合が今後のIMPACTが益々楽しみになるような大きな一戦となった。
 ラウンドガール:有泉香代 YASUYO

■ IMPACT.34 ~Break one’s destiny~
日時:5月4日 17:30~
会場:高島平区民館ホール 超満員札止め(主催者発表)

<第25試合メインイベント 喧道 73kg以下契約 3分×2R>
○長佳輝
 2R 1分13秒 カーフキック⇒パウンドKO
●三角宗


 喧嘩バトルロワイヤルやアウトサイダーで活躍した笠井ヨシヒロが怪我で欠場により、笠井が所属するMSD護心道から長佳輝が緊急参戦。オープンフィンガーグローブ着用キックボクシングルール+グラウンド10秒のパウンドあり(絞め技、関節技禁止)の新競技 喧道ルールでIMPACT生え抜き選手である三角宗とメインイベント激突。
 1R.三角がパンチの距離に詰めると長はカーフキックを当てる。三角が再度パンチの距離に詰めると長はカーフを連打で当てていく。次第にダメージが蓄積する三角は長の蹴りのモーションに合わせてオーバーハンドを狙っていく中で片足タックルで三角がテイクダウンを奪うとパウンド連打。長はしがみ着き10秒凌ぎブレイク。ブレイク後もカーフを当てて削る。三角はタックルに入るも足のダメージからか踏ん張れずラウンド終了。
 2R.長がカーフを当てていく、三角がフックを連打するも長のカーフキックで三角が身体宙に浮く。ダウンを奪い再開後もカーフキックで倒れた三角に長がパウンド連打。宮沢レフェリーが試合を止め、長佳輝がプロデビュー戦メインイベントで衝撃KO勝利を飾った。

<第24試合セミファイナル BOX FIGHT 無差別級 3分×2R>
○田馬場貴裕
 1R 1分33秒 フックKO
●大澤空


 プロレスラー牙城からの刺客 大澤空がBOXFIGHT(ボクシングルール)でIMPACT代表/選手である田馬場と激突。
 1R.身長185cmの大澤がリーチを活かしジャブを数発当てていく。田馬場は潜って左右のフックも大澤はしっかり反応し避けてデビュー戦と思えない動体視力の良さを見せる。離れた位置からジャブ、アッパー、フックと当てていく大澤に田馬場が次第に距離を詰め右、左フックとファーストダウンを奪う。最後は後ろに下がる大澤をコーナーに詰め右フック一閃。大澤が前のめりに倒れ、田馬場がKO勝利を納めた。

<第23試合 キックボクシング 無差別級 90秒×2R>
○ムエタイマシーン4号
 判定3-0
●西田操一


 かつてPRIDEでエンセン井上と対戦した西田操一が昨年3月のIMPACT.22以来の参戦。186cm105kgと大型のムエタイマシーン4号と対戦。前に出てパンチを打っていく西田に4号は前蹴り、ミドルキックと対応。手数で上回ったムエタイマシーン4号が判定勝利を納めた。

<第22試合 MMA 68kg以下契約 3分×2R>
○daisuke
 1R2分30秒 飛び膝蹴り⇒パウンドKO
●エルビス・アスカ


 千葉拳のdaisukeが大応援団を引き連れ登場。IMPACT常連のエルビス・アスカがデビュー戦MMAルールの相手を務めた。
 1R.様子を見ているdaisukeにエルビスはパンチからタックルへ入る。もつれてロープ際で体を入れ替えたdaisukeにエルビスはフロントチョークを仕掛ける。daisukeは耐え、引き剥がすと飛び膝をエルビスの顔面に打ち込む。前方へ倒れたエルビスにパウンド連打。レフェリーが試合を止めdaisukeがKO勝ちを納めIMPACT継続参戦をアピールした。

<第21試合 MMA バンタム級(61.2kg以下)3分×2R>
○鈴木廣二
 判定2-1
●あつや

<第20試合 KIDSキックボクシング 90秒×2R>
○藤巻心
 判定3-0
●谷田貝海吏

<第19試合 キックボクシング 83kg以下契約 2分×2R>
○闘威
 判定3-0
●中川達彦

<第18試合 タイヤインパクト 無差別級 30秒×3R>
○左禅丸
 判定3-0
●こあらき

<第17試合 タイヤインパクト 無差別級 30秒×3R>
○ムエタイマシーン6号
 判定3-0
●福士−赤天狗−直也

 タイヤに片脚ずつ入れて殴り合うタイヤインパクトの実験マッチ2試合が実施された。

<第16試合 yz提供試合スペシャルタッグマッチ 1/30>
○スーパーライダー 清水来人
 10分7秒 ジャックナイフホールド
●X XX


 スーパーライダーが清水来人を引き連れ、その名もXとXX組と対戦し、必殺のライダーキックでXを仕留め快勝した。パンツにTakafumi Itoと書いてある選手以下、格闘技ファンには皆さん正体バレバレです。はい、今年のGWもお仕事の試合はやりました。ありがとう!

<第15試合 キックボクシング 65kg以下契約 2分×2R>
○池田諒
 1R 1分29秒 右ストレートKO
●剣

<第14試合 キックボクシング 68kg以下契約 2分×2R>
○こりく
 判定3-0
●ケイタ!!

<第13試合 キックボクシング ウェルター級(67.5kg)2分×2R>
○川島和也
 判定3-0
●HIROKI

<第12試合 キックボクシング 72kg以下契約 2分×2R>
○翔渚
 判定3-0
●小林正弘

<第11試合 BOXFIGHT 75kg以下契約 2分×2R>
○湧海
 判定3-0
●石原匠

<第10試合 BOX FIGHT 65kg以下契約 2分×2R>
○YAZIN
 判定3-0
●サイコパス阿久津

<第9試合 IMPACTルール 1/10>
○雫有希
 9分17秒 泥中白蓮花
●ナギ

<第8試合 グラップリング 無差別級 90秒×4R>
○ニンジャ・リー
 2R 1分10秒 V1アームロック
●ハンマーコング

<第7試合 プロレスリングタッグマッチ 1/15>
○ユン・ガンチョル ダークレンジャー
 10分31秒 ネリチャギ⇒片エビ固め
大谷譲二 ●棚ボタ弘至


 ユン・ガンチョルのジンギスカンでラウンドガールYASUYOも一緒に踊る。ガンチョルの場外トペ『テポドン』が炸裂。

<第6試合 プロレスリング6人タッグマッチ 1/20>
○定アキラ ISAMI
 8分39秒 ファイヤーサンダー⇒片エビ固め
KURO−OBI ●HⅡ

<第5試合 アイアンカイザー 無差別級 3分1R>
○フミエモン
 判定2-1
●けんたろー

<第4試合 BOXFIGHT 無差別級 1分2R>
○暴仁殺風
 不戦勝
●しもぢ

<第3試合 KIDSキックボクシング 90秒×2R>
○姉帯心
 判定3-0
●藤巻凱

<第2試合 KIDSキックボクシング 90秒×2R>
○下假屋匠瑛
 判定2-1
●谷田貝海吏

<第1試合 グラップリングマッチ 無差別級 3分1R>
○グレート光山
 判定3-0
●汰華