[ファイトクラブ]RIZIN金網Landmark代々木満杯盛況 ダブルメイン赤コーナーの明暗

[週刊ファイト5月11日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼RIZIN金網Landmark代々木満杯盛況 ダブルメイン赤コーナーの明暗
 photo:ケーシー + RIZIN FF公式 by ケーシー & 編集部編
・前夜祭:芦澤竜誠と宇佐美パトリックにバースディ・ケーキ用意されたが
・当初4・30発表から4・29変更の影響? 開場前グッズ売場/FCブース
・会場形状なのか歓声がよく響き大いに盛り上がった国立代々木競技場
・熱戦譜:金ちゃんカッコイイ スダリオ剛 セコンド坂口道場の浅倉カンナ
・太田忍-倉本一真レスリングの先輩・後輩対決はまさかの秒殺劇だが・・・
・絵になるファイター平本蓮も 赤コーナー役割果たす斎藤裕の頭脳戦法
・判定3-0も拮抗!三角狙いの牛久絢太郎、1年半ぶりMMA朝倉未来


 『RIZIN.41』を現場で体感して、東京の会場よりも盛り上がり方が違うなぁと思ったものだったが、今回、13,837人を集客して代々木競技場第一体育館を満杯にした『RIZIN LANDMARK 5』は、一般論として会場では見にくいグリーン・ケイジと称する金網仕様にもかかわらず、熱気や声援がもの凄くて、なにがイチバンの総括かと問われたら、顧客満足度になるのではなかろうか。
 まだまだ興行時間は長いとの苦言は消えてないが、大阪大会に続いてこちらも比較的サクサク進んだ感があり、そこも特筆されていい。また、フジテレビを辞めた長坂哲夫アナウンサーが実況席に加わり、第1試合の入場場面から本領発揮していて、PPV観戦組にも見やすかったのではなかろうか。

 もっとも、盟主UFCはWOWWOでの中継放送からU-NEXTになってますます日本国内はハードコア・ファン層向けになっており、グローバル目線で世界のMMA大会を見ている観点からだと、このマッチメイクが果たして世界ランキングからしたらどうなのかの課題は残っているのだが、地上波中継がなくなった環境ながら2023年、Landmarkの方も成功させた意義は非常に大きい。
 以下、本誌の漫画連載でお馴染み、名古屋在住ケーシー画伯のメモを軸に、他媒体とは異なる全容と詳細を紐解いていく。


 GWが始まった4月29日に代々木第一体育館で行われた『RIZIN LANDMARK 5』。筆者は今回遠征費節約にてバスで往復する形で前夜祭から参加して大会観戦した。

前夜祭:芦澤竜誠と宇佐美パトリックにバースディ・ケーキ用意されたが

 今回の前夜祭は今までと違い、超強者会員がゲストファイター全員と写真が撮れない形で(前回まではあった)、ゲストとのクイズやじゃんけんを増加し勝ち残った人だけに景品をプレゼントする形になっていた。

中央は名古屋駅名物「ナナちゃん」50歳誕生日が4月28日だった。

 筆者もステージに上る為頑張り、二回最後の二人まで勝ち上がったが負けてしまいゲストファイターとの絡みはなくなってしまった。これまで席があったが、今回も立食形式。柵で仕切りを作り、超強者会員と強者会員とを分けていた。
 RIZIN.41大阪大会に出場した、なかなかファンイベントには参加しない宇佐美パトリック選手、芦澤選手、萩原選手が参加、サプライズでアーチュレッタ選手も少しだけ参加、会場は大盛り上がりだった。

大阪での前夜祭ではすぐ帰った榊原CEOも今回は最後までいてくれた。芦澤選手と宇佐美パトリック選手は誕生日が近いということでケーキが用意され、二人は嬉しそうだったが、芦澤選手は後半眠そうになって、最後の挨拶では「もうイベントには出ません」宣言が出た。


 今後もファンの要望を聞いて前夜祭を続けていってほしいものである。

当初4・30発表から4・29変更の影響? 開場前グッズ売場/FCブース

 今回の大会は最初、4月30日で発表して4月29日に変更になった。29からしか会場が借りれなかった為、いつもの時間で大会が開始できず2時間遅い16時スタートなった。
 しかし、グッズ売り場やファンクラブ・ブースの開始時間はいつもと同じ時間にスタートしたので、10時前後はグッズ売り場もファンクラブ・ブースも長蛇の列になったが、すぐに人は少なくなりガラガラの状態になっていく。なぜか今回はキッチンカーもなく、会場内も飲み物食べ物が買えない状態であった。エナジードリンクだけがイベントブースで売っていたのだが・・・。

 今回は会場入口はアリーナ席と、スタンド席で別な入口を実施、いつもより混んでいなかったように感じた。

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