イズラエル・アデサニヤが王座返り咲き!UFC 287

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 UFCとU-NEXTが複数年にわたる日本国内の配信パートナーシップ契約を締結

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 フロリダ州マイアミのファンは、約20年ぶりにUFCの華麗な一夜を堪能した。拮抗した戦い、スリリングなKO、そして史上最強のチャンピオン・ライバルの一人がその幕を下ろした。
 UFC 287:ペレイラ vs. アデサニヤ 2は、4月8日(土)にフロリダ州マイアミのマイアミ・デイド・アリーナで生中継された。

ミドル級王座タイトルマッチ
 MMA史上、最も偉大なライバル関係、そして最も偉大なカムバックとして、永遠に知られることになるだろう。元ミドル級王者イスラエル・アデサニヤは、ケージを背にした状態で、鮮やかな右フックを放ち、王者アレックス・ペレイラをノックアウトして王座を奪還した。アデサニヤはこう語った
「人生の中で一度だけ、このレベルの幸福を感じてほしい。でも、自分の人生において、相手に倒されたときに何かを取りにいかなければ、このレベルの幸せを感じることはできないだろう。ペレイラは)今夜ベルトを失ったが、彼は常にチャンピオンである。彼の物語では、私は敵役だ。しかし、今夜は私の物語だ。歴史だ!」

セミメインイベント
ブラジリアン柔術のチャンピオン、ギルバート・ドゥリーニョ・バーンズは、マイアミで人気の格闘家、ホルヘ・マスヴィダルを、グラウンドコントロールとボクシングで打ち負かした。バーンズは、3ラウンドの技術力で全会一致の判定を獲得し、次のように語った、
「気分は良いが、(マスヴィダルに)エールを送ろう。彼はこの街にUFCを呼び戻した張本人なんだ。マスヴィダルに拍手を!ここに来てくれたみんな、ありがとう。僕はUFC全体の中で、いつでも誰とでも戦いたいと思っている唯一の男だ。とはいえ、レオン・エドワーズ、コルビー・コビントン、そのベルトを持っているのが誰であれ、俺はお前を迎えに行く!」

■ UFC 287:ペレイラ vs. アデサニヤ 2
日時:現地時間2023年4月8日(土)、日本時間9日(日)
会場:アメリカ・フロリダ州マイアミ /マイアミ・デイド・アリーナ

【メインイベント】
<ミドル級王座タイトルマッチ>
○イズラエル・アデサニヤ(ナイジェリア/挑戦者)
 2R 4分21秒 TKO
●アレックス・ペレイラ(ブラジル/王者)

【セミメインイベント】
<ウェルター級>
○ギルバート・バーンズ(ブラジル)
 判定
●ホルヘ・マスヴィダル(米国)

【メインカード】
<バンタム級>
○ロブ・フォント(米国)
 1R 2分57秒
●エイドリアン・ヤネス(米国)

<ウェルター級>
○ケビン・ホランド(米国)
 3R 3分16秒 KO
●サンチアゴ・ポンジニッビオ(アルゼンチン)

<137ポンド契約>
○クリスチャン・ロドリゲス(米国)
 判定
●ラウル・ロザスJr.(米国)
<* ロドリゲスは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のロザスJr.に報奨金の20%を支払う>