(C)ACA
4月8日(現地時間)にベラルーシ共和国ミンスクで『ACA 155: Karginov vs. Silva』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会のメインではバンタム級のトーナメントが行われた。ロシアのマハルベク・カルギノフとブラジルのジョシエル・シルバというロシア対ブラジルのライバル対決。共にACAを主戦場にしており下馬評もほぼ拮抗している。試合も下馬評通り、両者が打撃でもグランドでも仕掛けたら仕掛け返すシーソーゲームとなり5ラウンドの判定となり、僅差の判定でカルギノフが勝利となった。
セミファイナルでは、ミドル級戦が行われ、ミハイル・ドルゴフがニコラ・ディプチコフにチョークを極めて一本勝ちした。
■ ACA 155: Karginov vs. Silva
日時:2023年4月8日(現地時間)
会場:ベラルーシ共和国ミンスク
<バンタム級トーナメント準決勝>
○マハルベク・カルギノフ(ロシア)
判定
●ジョシエル・シルバ(ブラジル)
<ミドル級>
○ミハイル・ドルゴフ(ロシア)
1R 2分54秒 リアネイキドチョーク
●ニコラ・ディプチコフ(ブルガリア)
<ライト級>
○ザクシーリク・ミルザベコフ(カザフスタン)
判定
●アルティオム・ダムコフスキー(ベラルーシ)
<ライト級>
○ダビ・ラモス(ブラジル)
1R 4分55秒 TKO
●オレル・ピラテ(ルーマニア)
<ウェルター級>
○ルスラン・コロドコ(ベラルーシ)
判定
●クリスチャン・ブリンザン(イタリア)