[ファイトクラブ]RIZIN 8年目シーズン開幕戦の謎:変更次回カード発表済と地元勢落胆

トップ画像:オープニングファイト第2試合、ともに浪速対決で麻太郎に敗れたが会場を沸かせた寝屋川市の櫻井芯

 4月1日の丸善インテックアリーナ大阪には本誌からタダシ☆タナカ、ルーツ鐘中、大島慶山、さらに名古屋から漫画連載のケーシーも集結。詳細版のトップバッターはケーシーから。


[週刊ファイト4月6日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼RIZIN 8年目シーズン開幕戦の謎:変更次回カード発表済と地元勢落胆
 photo & text by ケーシー w/編集部編+一部写真



 4・1エイプリルフールに2023年のRIZIN開幕戦が行われた。RIZIN41と4・1をわざと被らせたのか偶然なのかは不明だが、開幕戦カードが発表されたときファンは「いいカードだ、昨年からのいい傾向だ」と喜んだ。
 しかし、4・29のLANDMARK、5・6のRIZIN42のカードが発表されるとファンはその2大会に狂喜乱舞! まるでRIZIN41がなかったことのようになってしまった。

 これまでRIZINは大会が終わってから次回大会のカード発表していた為、今回のような状況はなかったからだ。
 ファンからのカード発表を早くして欲しいとの要望にRIZIN側がやっと応えてくれたのだが、別の問題が出てきてしまった。やっぱり首都圏でやる大会と、地方大会のカード格差が存在している事を痛感せずにはおれない。

 それでは、RIZIN41を会場観戦するファンはどうしたかというと、キックカードは横に置いておいて、MMAの試合一つ一つに対して、必要性、今後の流れ等を深掘りし、RIZIN41はいいカードの揃った大会だと思いこむようにしたのだ。
 大会が終わった今、結果はどうだったかというと成功と言える。地元勢の選手がほとんど負けた為、地元のファンは落胆度が大きいと思うが、今後の巻き返しに期待したい。

■ RIZIN.41
日時:2023年4月1日(土) 
会場:丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
主催:RIZIN FIGHTING FEDERATION 観衆9987人(=主催者発表)

<第10試合 RIZIN キックボクシングルール61.0kg契約 3分3R>
●皇治
 判定1-2
○芦澤竜誠

 凄まじいけなしあいの果てにあった試合は、正攻法に攻める皇治と終始トリッキーに攻めた芦澤であった。

 皇治の打撃のヒット数が少なく、平均的にトリッキーに当てた芦澤が判定勝ち。まるでK-1の試合に出たMMAの選手のように芦澤が見えてしまった。
 MMAでどういう試合を見せてくれるのか楽しみな芦澤である。マイクは相変わらず思いつきでしか喋ってなかったが・・・。

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