■ Number1 vol.27
日程:3月26日(日)OPEN 11:30/START 12:00
会場:君津AQUA STUDIO
3月26日、千葉の君津市にある君津アクアスタジオにおいて『Number vol.27』が開催された。なにしろ10年の歴史があり、実際大きな会場に大勢のお客さんが詰めかけ盛況だったが、これまであまり広報とかに積極的でなかったためか、いわゆるローカル団体として専門媒体が取り上げておらず、随分と損していたのかも。
基本はキックボクシング大会なのだが、実際のところ、寝技5秒が許されオープンフィンガー・グローブで闘う独自のUMAルールがエキサイティングであり、お客さんも大興奮だったのは掛け値なしの評価になる。また、DJ Cyber-TAKUYAの別名もある「名古屋のキムタク」による実況マイクが会場に流れる興行スタイルは、なにも知らずに知り合いの選手だけを応援に集ったような方々にも特に後半の試合はわかりやすく、かつ盛り上がっていた。
【試合結果】
<第25試合>
●マモル(teamAG)
判定0-3
○青木佑弥(千葉TRIBE)
トリを任された青木佑弥は「KO出来なくてすいません」とマイクしていたが、ベテランになるマモルを5秒だけの寝技に何度も持ち込んでいた。
あと、Number1はYouTubeが充実しており、事前の煽りビデオも大会前からアップされていたが、結構きっちり作ってあって当日会場でも後半の試合毎に流されていた。
▼当日の試合
<第24試合 ライト級王座決定戦>
●吉田武生(野蛮一族)
TKO
○一聖(千葉TRIBE)
代表のタイトル宣言から始まったカード、一聖の手が目に入ったと、吉田武生に1分のタイムストップがあったりしたんだが、1Rにも2Rにもダウンを奪った一聖がライト級のベルトを巻いた。
もっともマイクを握った一聖は、「今年で37歳になるんですけど、45歳の吉田武生はバケモノでした」と話した通りで、見応えのある試合であった。また、事前の煽りビデオでも「まだまだ負けない」と語る吉田武生が印象に残っている。
<第23試合>
●パニ(昆虫大好きファイトクラブ)
判定0-3
○ボン三澤(パープル戦隊)
名古屋のキムタク(左)の名実況もあり、昆虫大好きYouTuberとして知名度のある、キャラの立つパニが壮絶に散る試合は場内がヒートした。
パニの急所蹴りでボン三澤がうずくまり、試合中断の場面もあったが故意ではない。1Rから飛ばしてダウンを奪ったのが三澤である。ヒザを付いたところで1R終了のゴングが鳴った。
2Rにもダウンを奪ったボン三澤が文句ナシの勝利なんだが、最後まで必死で勝とうとしていたパニの格闘魂が見えたカードだった。
休憩
<第22試合>
○くにライダー(千葉TRIBE)
判定2-1
●山岡彬夢(フリー)
あとからでもYouTubeで再確認できるが、両者の煽りビデオが面白かった。くにライダーは仮面ライダーとしてショッカー退治に向かい、山岡彬夢は全身の刺青が凝りに凝っている。判定は割れたがくにライダーが勝利した。
<第21試合>
○弥眞斗(SKB)
判定3-0
●タクマ(ALTERNA)
当初の顔面ニキが体調不良で、まさに急遽の代打出場となったタクマだが、やはり勝負はそんなに甘いものではなかった。
<第20試合>
●江口裕和(江口道場)
1R KO
○ユーヤ(ALTERNA)
あっという間のKO劇でした。
<第19試合>
○冬馬(千葉TRIBE)
1R TKO
●奈良一心(SKB)
5,4,3,2,1と実況がアナウンスするんだが、たとえ5秒だけでも寝技アリなんです。ここがNumber1のUMAルールの醍醐味かも。
<第18試合>
○Neep(BRIDGE)
判定3-0
●マッスル東山(東金grow)
<第17試合 キックルール>
●高藤康生(k-clan)
1R TKO
○Yusei(千葉ROUGUE)
【前半戦結果】
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’23年04月06日号ウナギサヤカ 全日 2AW スックワンキントーン Number1 啓之輔タイヤF
’23年04月16日号ROH-NXT-WrestleMania現地取材 WWE-UFC いたプロ大日本DDT RIZIN大阪