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3月10日(現地時間)にフロリダ州オーランドで『PFL Challenger Series 2023: Week 7』が開催された。
世界唯一の総合格闘技(MMA)リーグであるプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(Professional Fighters League、PFL)は、レギュラーシーズン、「勝ち抜き」プレーオフ、シーズンを締めくくるチャンピオンシップで闘う個人のファイターが参加する真のスポーツとしてMMAを提供する最初の組織である。MGM Televisionとの新しい提携は、世界中の3億人のMMAファンとの交流の最大化を目指すPFLマルチプラットフォーム配信に、台本なしのプログラムとショート形式のコンテンツを提供する。当初の台本なしシリーズは、ファイターの日常生活をファンに提供し、チャンピオンがPFLリーグ・プレーオフで出場権を獲得するパラレル・トーナメントを特徴とする。
今大会は本戦に出場する権利を賭けた予選でヘビー級戦が組まれた。基本、大会のコンセプトの通り、試合経験の少ない選手が出場するのだが、そんな中、メインで元UFC戦士であるインパ・カサンガナイが登場しオサマ・エルサイディと対戦。また同じくメジャー経験者として元ベラトール戦士であるテイラー・ジョンソンは、トレイ・ウィリアムズと対戦した。カサンガナイは強烈なワンツーでダウンを奪いKO勝ち。ジョンソンはテイクダウンからグランドでパウンド連打でTKO勝ちと揃って1Rで勝利した。
そして、この予選は勝てば良いわけではなく、勝者四人の中から、投票で一人が選ばれ本戦出場が決まるという過酷なもの。勝ったところで判定勝ちでは落ちるし(全員が判定の場合は誰か一人選ばれるが)、KOか一本勝ちをしないといけない。今大会では、カサンガナイの衝撃KO勝ちが選ばれ、見事の本戦出場の切符を手に入れた。
■ PFL Challenger Series 2023: Week 7
日時:2023年3月10日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国フロリダ州オーランド
<ライトヘビー級>
○インパ・カサンガナイ(米国)
1R 4分15秒 TKO
●オサマ・エルサイディ(エジプト)
<ライトヘビー級>
○テイラー・ジョンソン(米国)
1R 1分20秒 TKO
●トレイ・ウィリアムズ(米国)
<ライトヘビー級>
○ビリー・エレカナ(米国)
判定
●トリスタン・オーバーヴィグ(米国)
<ライトヘビー級>
○ローランド・ダンラップ(米国)
判定
●M. オグボンナ モリソン(ナイジェリア)
.@kingimpa Takes home the Week 7 PFL Contract!
#PFLonFubo pic.twitter.com/FfgFTONGKj— PFL (@PFLMMA) March 11, 2023