5月31日(日)後楽園ホールで開催される「RISE105」のセミファイナルに登場するスーパーライト級王者・裕樹の事前イタビューが届いた。
インタビューは裕樹が元の所属である福岡のリアルディールに合宿中に行われた。(5月17日収録)
今回のザカリア戦や現在のRISEファイターなどについて裕樹が熱く語った!
5・31「RISE 105」ド迫力ファイト必至!清水賢吾vsアレックス・ロバーツインタビュー
≫裕樹 事前インタビュー『メインなんかに負けるかと。喰ってやりますよ全部!』
–現在、福岡で合宿中ですがいつから来ていますか?
「15日金曜日の朝からですね。」
–合宿の手応えはありますか?
「やっぱイメージが固まってきたし、あとは畔田会長と話した作戦をいかに自分が実践できるかだと思うんで。
あと2週間あるんで何とも言えないですけど、これからしっかり100%に近づけていけるようにやるしかないですね。」
–今回、福岡で練習しようと思ったきっかけは何でしょうか?
「巨輝選手と去年タイトルマッチやった時から試合の度、畔田さんにお願いすると決めてます。
今から最後の試合までは師匠のもとで試合前はしっかりと指導を仰ぎたいなと思ってます。
それ以外は身体作りとかしていかないといけないので、65kgは今まで通りだと当たり負けしてしまうと思うんです。」
–福岡合宿は明日で最後ですね。
「本当にイメージが固まってきたなって感じで。体はまだ動かないのであと1~2週間でしっかりとそのイメージ通りに調整するだけですね。
そのイメージを固めるには来て良かったなと思います。」
–自分のジムとは緊張感が違いますか?
「緊張感は持ってやってるんですけど、僕の一番良い所を引き出してくれるのが畔田さんだけだと今でも思ってます。
中々自分一人だったら甘えが出てしまってはいけないんですけどそういう事ではなく、やっぱり客観的にフォームを見てもらうのはすご く大事なんでコーチを持つっていうのはすごい大事だなとこの歳にして思いました。」
–裕樹選手は日本最強のローキッカーですが、まだまだ改善の余地がありそうですか?
「普通の選手だったら通常でも効かせられると思います。
ただ、やっぱり相手によって距離が微妙に違ってきたりするんで、今回は普通の距離でやってはいけないんですよね。
なので、戦わなきゃいけない距離で出すローキックっていうのを畔田さんがしっかり僕に指導してくれるんで、そういう意味ではまた 違ったローでしょうね。そういうのを学んでます。」
–今回の相手はザカリア・ゾウガリー選手ですが印象は?
「いや、もう強いの一言ですね。あんだけ爆発力があって、技術的に蹴りの大技とか出てくるし、強いの一言じゃないですかね。見た瞬間にやり たいと思いましたね。」
–純粋に強いから戦いたかったと?
「僕も時間が無いし、1つ1つの試合を満足のいくものにしたいっていうのがこの歳になって出てきてるし。
自分よりも強いだろうと思う選手とやりたかったんですよね。」
–ザカリア選手は去年いきなりS-cup世界トーナメントで準優勝した選手です。どういった作戦を立ててますか?
「攻撃力は100%すごいと思うんですよね。ただその分、穴があるんでその穴を突いていければ問題は無いと思うんですけど、あの100%の 攻撃力をもらわないかって言うそこですよね。」
–100%の攻撃をもらわない自信はありますか?
「今は攻撃と防御のバランスがまだ完全にガッチリときてないんで、まだ何とも言えないですけど、試合当日はもちろん完璧にブロックしていき ますよ。」
–ズバリ、今回はローキックで倒しますか!?
「そうですね!全体的に僕の出せる技は全部出していきますけど、お客さんが僕の試合で何を見たいかって言ったらローキックでKOするとこが 見たいと思うんで。
最近ローキックのKOが無いんで、仕留めるとこまで準備はしたいなと思います。
イメージは固まってきてるので、それに近づけるかどうかです。試合では120%倒します!」
–裕樹選手は外国人選手とはあまり試合をした事が無いですが海外選手のイメージとかがいかがでしょうか?
「イ・ソンヒョンと(ハビエル)エルナンデスの二人ですかね。
相手はシュートボクシングでこれから売り出していこうという選手を僕に当ててくれている訳ですから感謝してます。
外国人の強さを肌で感じてみたいですね。本当にどんだけ強いの?っていう。
だから挑戦者として僕はリングに立ちますし、本当の強さっていうのを肌で感じたいです。」
–ヨーロッパ系の選手だとエルナンデス選手との試合以来ですね。あの時はローキックで圧倒しました。今回はどのような試合にしたいですか?
「やっぱ本当にギリギリの接戦ていうか、そんなのをモノにしたいですね。
ローキックを効かせるだけじゃなくて倒したいですね。相手の100%の攻撃を全てブロックして、僕の攻撃は全て当てると。
そしたらもう自ずと相手も何をしたらいいかわからなくなる状態になると思うんで常に僕は攻めの意識で。
そういう展開になると思いますね。結局何もさせないっていうのが最高のイメージですね。」
–まさにエルナンデス戦のような感じですか?
「そうなるように、もう一度組み立てていってますね!」
–次の話題になりますが、ジムも2店舗目をオープンしたりと経営しながら選手をされてます。その中で選手をしていくモチベーションは何でしょう か?
「好きだからじゃないですか?それ以外無いですよ。『経営しながら選手やって凄いね』とか言われるんですけど仕事しながら選手やってるのと あんまり変わらないし、勿論リスクがあってキックボクシングとキックボクシングのフィットネスだから大変だねと言われるんですけど、モードの 切り替えってみんな一緒だと思うから。
今回の試合もそうだし、くぅーっ!と燃える感じがあるからその燃える感じのまま仕事が出来るんですよ。
勿論、オラオラでやる訳じゃないですよ。サービス業なんで。『よし!今日もやった!じゃあこのまま仕事しよう!』という風にそのま まの意識で行けるんで、これが無かったら正直仕事もダラけちゃうんですよ。
だから両立って言うけど普通ですよ。
それとやっぱ家族も守っていかないといけないんで、父親、家族の大黒柱として。あとジムも会員さんを背負っていかないといけないん で。自分の最高の自己満足ですよね(笑)。
勿論、ファンの皆さんに喜んでもらっての自己満足なので、それが無かったら僕じゃ無くなるっていうのは感じてますよね。」
–ジムはオープンしてから何年目ですか?そして、オープンした地域でキックボクシングは広まっていってますか?
「4年目に突入してますね。もっと頑張らないといけないですね。キックボクシングが僕がやってる甲東園という所ではすごい珍しいものだし、 今度、新たに宝塚にも出すんで
すけど、宝塚のキックボクシングジムが無い所に出すので、やっぱりキックボクシングって怖いだけじゃ無いんだよ、殴り合うだけじゃ ないんだよっていうのを広める活動っていうのはジムを通して出来てるので、まだまだですけどこれからもね、力を振り絞っていきたいなと思って ます。」
–最後に今大会のメインが若い二人で20歳と16歳です。チャンピオンですら20歳という。今、若い力が出てきていますね。
「若いですねぇ。選手は注目されてナンボだと思うんで格闘技の世界って。
那須川選手とか村越選手とか若いんで二人で争って盛り上げていってくれれば良いと思うんですよ。
僕は早く試合を終わらせてメインを是非見たいなと(笑)。」
–若い選手が頑張ってくれないと安心できない?
「僕はRISEでずっとやってきたんで、やっぱりね別にいなくてもいいと思ってるかもしれないけどRISE=裕樹って思われたくてずっと やってきたんで。
今ね僕の事をミスターRISEって言ってくれてるんでね、そういうプライドはあるんで。
それをもういいんじゃねって言われるくらい、ドンとこう、誰かが出てきて欲しいですね。それが本当に那須川選手もそうだし村越選手 もそうだし。
今回、二人には面白い試合をしてもらいたいんですけども……、でも選手としてはメインなんかに負けるかと(笑)。
喰ってやりますよ全部!裕樹をメインにした方が良かったんじゃね?って(笑)。プロデューサー間違えたんじゃね!って(笑)。」
RISE105 全対戦カード
▼メインイベント バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
村越優汰(王者/湘南格闘クラブ)※初防衛戦
vs.
那須川天心(挑戦者/TARGET/同級4位)
▼セミファイナル SuperFight! -65kg契約 3分3R延長1R
裕 樹(ANCHOR GYM/第3代スーパーライト級王者、元スーパーフェザー級&ライト級王者)
vs.
ザカリア・ゾウガリー(Melvin F&F/S-cup -65kg世界トーナメント2014準優勝)
▼第9試合 SuperFight! -100kg契約 3分3R延長1R
清水賢吾(極真会館/第3代ヘビー級王者)
vs.
アレックス・ロバーツ(空柔拳会館/RISE G-BAZOOKA TOURNAMENT’06優勝、第7代MA日本キックボクシング連盟ヘビー級王者、HEATキックルール ヘビー級王者)
▼第8試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
吉本光志(1-siam gym/同級1位、元同級王者)
ダニエル“THE JET”ザハラ(マルタ/Team YING YANG/WKN世界スーパーライト級王者)
▼第7試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
一 刀(日進会館/同級1位、元同級王者)
vs.
森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西/同級3位)
<休 憩>
▼第6試合 -61kg契約 3分3R延長1R
郷州 力(PHOENIX/スーパーフェザー級3位、2012年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
vs.
上杉文博(究道會舘/DEEP☆KICK -60kg級1位)
▼第5試合 第3代ライト級(-63kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
丹羽圭介(HAYATO GYM/同級4位、2010年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)
vs.
藤田雄也(極真会館/同級5位、2012年RISING ROOKIES CUPライト級優勝)
▼第4試合 ヘビー級 3分3R延長1R
羅王丸(TARGET/同級4位、2010年RISING ROOKIES CUPヘビー級優勝)
vs.
南国超人(龍生塾/SB日本ヘビー級1位)
▼第3試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
仲江川裕人(フリー/同級7位、KAMINARIMON CLIMAX’07 -65kg級優勝)
vs.
加藤真也(平井道場/WPMF日本スーパーライト級4位)
▼第2試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
有松 朝(リアルディール/同級5位)
vs.
佐野貴信(創心會/同級9位、2013年KAMINARIMON全日本大会-60kg級優勝・MVP選手)
▼第1試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
津田鉄平(新宿レフティージム/同級8位)
vs.
平岡征治(拳道塾/同級10位、2014年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝)
<オープニングファイト> ※17時10分開始
▼OPF.3 KAMINARIMON-60㎏級決勝戦 2分2R延長1R
甲斐康介(HAYATO GYM)
vs.
栗原道政(WWFジム)
▼OPF.2 KAMINARIMON-55㎏級決勝戦 2分2R延長1R
髙坂 颯(ワイルドシーサー)
vs.
佐野佑馬(創心會)
▼OPF.1 KAMINARIMONジュニア-45㎏級決勝戦 1分30秒2R延長1R
中村龍登(橋本道場)
vs.
山口京介(橋本道場)
イベント概要
【名 称】RISE 105(ライズ ワンオーファイブ)
【主 催】RISEクリエーション株式会社
【認 定】RISEコミッション
【協 賛】スリーエー・ライフ株式会社、すぐめん.com、フィットネスショップ
【衣 装】73R
【放 送】スカイ・A sports+
【日 時】2015年5月31日(日) 開場17時/本戦開始17時30分 ※オープングファイト開始17時10分
【会 場】後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)
【料 金】
・VIP席 ¥12,000-(完売)
・SRS席 ¥9,000-(完売)
・RS席 ¥7,000-(完売)
・S席 ¥6,000-(完売)
・A席 ¥4,500-(完売)
・スタンディング ¥3,500-(追加販売)
・小中学生シート ¥1,500-(当日のみ)
※当日券は各500円アップ/未就学児は保護者膝上に限り無料
【販 売】
・チケットぴあ TEL:0570-02-9999 http://pia.jp/t/(Pコード829-148)
(ぴあカウンター、サークルK、サンクス、セブンイレブン各店)
・ローソンチケット TEL:0570-084-003 http://l-tike.com/(Lコード32285)
(ローソン店頭ロッピーにて)
・イープラス=http://eplus.jp/battle/(携帯&パソコン同じアドレス)
(ファミリーマート各店)
・後楽園ホール 03-5800-9999
・RISEクリエーション 03-5319-1860
【ほ か】
問い合わせ:RISEクリエーション 03-5319-1860
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