クルバン・ガジエフが新王者!ACA 152

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 2月25日(現地時間)にロシア連邦チェチェン共和国グロズヌイで『ACA 152: Bukuev vs. Gadzhiev』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会はフライ級トーナメントがスタートし、現王者イムラン・ブクエフもトーナメントに参戦。クルバン・ガジエフを相手に王座戦&トーナメント試合を行った。下馬評はやや王者有利となっている。しかし下馬評を覆しテイクダウンを奪いグランドで上になって攻撃するのは挑戦者ガジエフだった。王者ブクエフもしのぐものの、それでも強引にテイクダウンを奪って攻めるガジエフ。試合は判定までもつれこんだが、判定でガジエフが勝利し、新王者に輝いた。
 もう一つのトーナメント準決勝はリスクルベク・イブライモフ対ラスル・アルバスカノフはややアルバスカノフが下馬評ではやや有利となっており、試合もテイクダウンを奪いグランドで上を取るアルバスカノフが肩固めを狙ったりバックを制してチョークを狙う。イブライモフも下からアームロックを極めかけるが展開を見せるものの、試合を支配したアルバスカノフが判定勝ちした。

■ ACA 152: Bukuev vs. Gadzhiev
日時:2023年2月25日(現地時間)
会場:ロシア連邦チェチェン共和国グロズヌイ

<フライ級王座タイトルマッチ&トーナメント準決勝>
○クルバン・ガジエフ(ロシア/挑戦者)
 判定
●イムラン・ブクエフ(ロシア/王者)

<フライ級トーナメント準決勝>
○ラスル・アルバスカノフ(ロシア)
 判定
●リスクルベク・イブライモフ(キルギス)

<バンタム級>
○メディ・バイドゥラエフ(ロシア)
 2R 2分53秒 キムラ
●イナイルド・サントス(ブラジル)

<ライトヘビー級>
○アドラン・イブラギモフ(ロシア)
 判定
●エフゲニー・エロヒン(ロシア)