ジョシュ・アレキサンダーが王座防衛！Impact Wrestling No Surrender 2023

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(C)TNA

　2月24日（現地時間・放送日）にネバダ州サンライズマナーで『Impact Wrestling No Surrender 2023』が開催された。
　今大会のメインではインパクト世界王座戦が組まれ、王者ジョシュ・アレキサンダーがリッチ・スワンの挑戦を受けた。共にベビーフェイス同士の対戦となるが、スワンは元王者であり、かつて提携団体AEWから遠征してきたケニー・オメガに王座を奪われ、最高峰王座が他団体に流出させてしまうという不名誉な記録を持っている。結局、王座はオメガからクリスチャン・ケイジに移動し、そしてアレキサンダーが団体に取り返したのだが、スワンとしては汚名返上の為にも王座を奪いたいところだ。試合は正統派のスワンがアレキサンダーのヘッドギアを吹っ飛ばすほどパンチを繰り出してラフに攻めたものの、最後はアレキサンダーが必殺のC4スパイクを決めてフォール勝ち。
　ノックアウト王座戦は、負けたら引退となっているレジェンドの王者ミッキー・ジェームスが最強の挑戦者マーシャ・スラモビッチを丸め込んでフォール勝ち。見事に王座防衛を果たした。
　インパクト世界王座挑戦者決定戦はPCOがPCOソルトをブライアン・マイヤーズに決め、勝利間違いなしとなった時、抗争中のエディ・エドワーズが飛び込んできてスコップで殴りつけて妨害。この混乱にスティーブ・マクリーンがヒースをフォールして勝利。マクリーンが挑戦権を獲得した。そしてPCOには、試合後にXディビジョン王者とトレイ・ミゲルが絡んできており、こちらも抗争がスタートしそうだ。
　かつてECWの盟友であり現在、抗争中のブリー・レイとトミー・ドリーマーは有名ラジオDJデイブが立ち会いの元、公開ライブで顔を合わせた。ブリー・レイはドリーマーに謝罪するが、やはりそれは嘘で、ドリーマーが謝罪を受け入れようとすると、いきりなりワインをぶっかけ、椅子で攻撃。ブリー・レイの辞書には反省という文字な無いようだ。
　デジタルメディア王座戦は、ドットコンバットマッチというおもちゃを使っていいという特殊ルールで王者ジョー・ヘンドリーが怪物ムースの挑戦を受けた。ヘンドリーはトリックスターとしてブレイクしており、正攻法ではなく相手を翻弄する戦法に長けており、真正面から戦ったら勝てないアメフトエリートのムースに対し、セガのゲームやリモコンカーで翻弄。そしてVRヘッドマシンをムースに装着して音楽で翻弄し、最後は丸め込んでフォール勝ち。ヘンドリーがルールを上手く利用して王座防衛を果たした。
　ディーナー率いる悪の軍団ザ・デザインのビッグ・コンがフランキー・カザリアンとシングルマッチを行った。当然、リングサイドにはザ・デザインの面々がついたが、軍門に下った形で加入したサミ・キャラハンは他メンバーと不協和音が生まれている。そんな中、案の定、キャラハンは仲間であるコンをリング下から椅子で強打。これでカザリアンがフォール勝ちしてしまい、ザ・デザインのリーダー、ディーナーはキャラハンに激しく詰め寄る。ザ・デザインとキャラハンの仲間割れは決定的になりそうだ。

■　Impact Wrestling No Surrender 2023
日時：2032年2月24日（現地時間・放送日）
会場：アメリカ合衆国ネバダ州サンライズマナー

＜インパクト世界王座タイトルマッチ＞
○ジョシュ・アレキサンダー（王者）
　ピンフォール
●リッチ・スワン（挑戦者）

＜ノックアウト王座タイトルマッチ＞
〇ミッキー・ジェームス（王者）
　ピンフォール
●マーシャ・スラモビッチ（挑戦者）

＜6人タッグマッチ＞
○タイム マシン(アレックス シェリー & クリス セイビン & クシダ)
　ピンフォール
●バレット クラブ(エース オースティン & クリス ベイ & KENTA)

＜インパクト世界王座挑戦者決定戦＞
勝者：スティーブ・マクリン
参戦戦sy津
ブライアン・マイヤーズ
ヒース
PCO

＜デジタルメディア王座タイトルドットコンバットマッチ＞
○ジョー・ヘンドリー（王者）
　ピンフォール
●ムース（挑戦者）

＜ノックアウトタッグ王座タイトルマッチ＞
○デス・ドールズ(ジェシカ & タヤ・バルキリー)（王者）
　ピンフォール
●ヘックス(アリシン・ケイ & マーティ・ベル) （挑戦者）

＜シングルマッチ＞
○フランキー・カザリアン
　ピンフォール
●ビッグ・コン