会場にこだまする大ジャガーコール！～2023・2・4ディアナ平塚競輪場大会～

■ ワールド女子プロレス・ディアナ『公開試合in平塚競輪場』
■日時：2月4日（土）12:00,14:05
■会場：平塚競輪場
■観衆：未発表

2023・2・4、平塚競輪場にてワールド女子プロレス・ディアナのイベントプロレスが行われた。

　12:00と14:05の2部に分けて行われた今大会は快晴にも恵まれ、当日は競輪場の来場者を中心に、大いに盛り上がりを見せた。
　当日は女子プロレスファンよりも、競輪場を訪れた観客が多かった印象も、声援による後押しが会場の熱気を増す充実ぶり。

　本イベントはディアナの所属全選手が参戦では無かったものの、平塚市出身で元織姫の松本浩代が参戦。
　第二部でジャガー横田とタッグを結成し、現シングル王者の佐藤綾子と若手のマドレーヌを相手に、隙の無い強さを見せつけた。

　中でも、ジャガー横田に対する声援は入場時から鳴り止む気配がなく、客層の異なる会場における、ジャガーの圧倒的知名度を実感した。

　第2部の試合で勝利したジャガーは、試合後にマイクを握り、観客に向けてディアナをPR。

　松本は、今大会を自身の母が観戦している旨を明かし、地元に錦を飾った事の感謝を述べたのであった。

●ななみ
（8：37　パワーボム）
○井上京子

大ベテランに現役高校生が挑む構図となった一戦。

　全体的に井上が押す一方的な展開となったが、終盤の猛攻をカウント2で返すななみの姿に、場内が盛り上がる場面も。

　ななみも井上の強烈な雪崩式ブレーンバスター、ラリアットをカウント2で返したものの、最後はパワーボムの前に力尽き、3カウント。

　完勝に近い試合結果も、試合後に京子は「パワーボムを決めました。ラリアットを返していなければ食らわなかったんですけどね。残念でした。」と、ななみを認めるようなコメントを残したのであった。

○ジャガー横田&松本浩代
（13：26　浴びせ蹴り）
佐藤綾子&マドレーヌ●

松本浩代の地元凱旋でもあった第二部のタッグマッチ。

　佐藤とマドレーヌの強襲から試合が始まるも、その後はジャガーと松本に捕まる一方的な展開に。

　中盤に佐藤とマドレーヌが反撃に転ずる場面はあったものの、ジャガーと松本の圧倒的な実力の前に成す術なく、最後はジャガーが浴びせ蹴りでマドレーヌから勝利を収めた。

　入場時から、会場中の声援が絶えることのなかったジャガー横田。
　試合後は、リング上で受け身を取ってアピールするなど、観客の注いだ熱量に対する感謝の意も見られた。