ジャパンキック「CHALLENGER.7」MVPは同門対決を制し、王座戴冠のダイチ!モトヤスックと藤原乃愛はタイ選手に完勝!

 1月29日(日)ジャパンキックボクシング協会2023年第1弾大会「CHALLENGER.7」が東京・後楽園ホールで開催された。メインは2022年9月18日「Challenger6」でWMOインターナショナル スーパーウェルター級王座を獲得したモトヤスック(治政館)が元プロムエタイ協会スーパーライト級(63.5㎏)王者ネートパヤック(タイ)を重い蹴り、パンチで攻め、ローキックを効かせ4Rと5Rにダウンを奪うも、粘るタイ選手を倒しきれず、3者ジャッジが5ポイント以上の差をつける圧勝となったが、KO出来なかった無念さもみせた。
 もうひとつのメインでは、モトヤスックが返上して空位となったジャパンキックウェルター級王座決定戦は、昨年9月の「Challenger6」の決定トーナメント準決勝戦で勝利したダイチ(2位/誠真)vs.正哉(3位/誠真)の同門対決となり、緊迫感溢れる試合展開の1R終盤ダイチが右カウンターで倒し、そのままKO勝で悲願の王座戴冠となり、大会MVPも受賞した。

 セミファイナルでは、3月19日「KICK Insist 15」で保持する女子ミネルヴァピン級タイトルの初防衛戦が予定されている藤原乃愛(ROCK ON)が昨年10月15日「RISE」で宮﨑小雪(TRY HARD GYM/第2代RISE QUEENアトム級王者)に判定敗、翌月11月27日「スックワンキントーン」で狂猫YOKKO(bring it on/チェンマイスタジアム50㎏王者)と引き分けているペットルークオン・サーリージム(タイ国イサーン地方女子45kg級王者、パタヤ・テーパシットスタジアム女子47kg級王者/タイ)に多彩な足技で主導権を握り3-0の判定勝をおさめた。

参戦したタイ2選手ペットルークオン・サーリージムとネートパヤック・ピークマイレストランは、敗退したが気持ちの切れない好ファイトを展開した。

■ ジャパンキックボクシング協会「CHALLENGER.7」
日時:2023年1月29日(日)開場17:00 開始17:30
会場:東京・後楽園ホール
(主催)Yashio GYM
(認定)ジャパンキックボクシング協会
(後援)バウトレビュー/ゴング格闘技/eFight
(お問い合わせ)Yashio GYM TEL 048-948-6911
公式サイト:https://jka-japan-kickboxing-association.jp/

<第10試合 メインイベント 日泰国際戦70kg契約3分5R>
◯モトヤスック(WMOインターナショナル スーパーウェルター級王者/治政館)
 判定3-0(2者50-44、49-44)
●ネートパヤック・ピークマイレストラン(元泰国プロムエタイ協会スーパーライト級王者・ジットムアンノン スタジアム スーパーライト級7位/タイ)

<第9試合 メインイベント ジャパンキック  ウェルター級王座決定戦3分5R>
○ダイチ(ジャパンキック ウェルター級2位/誠真)
 1RKO 2分53秒 ※右ストレート
●正 哉(同級3位/誠真)

<第8試合 セミファイナル 日泰国際戦45.5kg契約3分3R>
○藤原乃愛(ミネルヴァ ピン級王者/ROCK ON)
 判定3-0(30-29 30-28 29-28)
●ペットルークオン・サーリージム(タイ国イサーン地方女子45kg級王者、パタヤ・テーパシットスタジアム女子47kg級王者/タイ)

<第7試合 ジャパンキックvs NJKF交流戦 61.5kg契約3分3R>
○内田雅之(ジャパンキック ライト級2位・元新日本フェザー級王者/KICKBOX)
 判定2-0(30-29 30-28 29-29)
●岩橋伸太郎(元NJKFライト級王者/エス)

<第6試合 フェザー級3分3R>
○義由亜JSK(ジャパンキック バンタム級2位/治政館)
 判定3-0(二者30-28 30-27)
●HAYATO(CRAZY WOLF)

<第5試合 ライト級3分3R>
●興之介(ジャパンキック ライト級3位/治政館)
 3RTKO 1分38秒 ※左右フックでダウン後レフェリーストップ 2R村田は右ハイキックとパンチで2度のダウンを奪う
○村田将一(誠真)

<第4試合 ジャパンキックvs INNOVATION交流戦 55kg契約3分3R>
●樹(ジャパンキック バンタム級4位/治政館)
 判定0-3(二者28-30 28-29)
○前田大尊(INNOVATION/マイウェイ)

<第3試合 ジャパンキックvs NKB交流戦 フライ級3分3R>
○西原茉生(ジャパンキック フライ級2位/治政館)
 判定3-0(2者29-28 30-29)
●滑飛(カットビ)レオン(NKB/テツジム滑飛一家)

<第2試合 ジャパンキック フェザー級3分3R>
●隼也JSK(治政館)
 3RTKO 1分01秒 ※有効打による出血によるドクターストップ
○勇成(Formed)

<第1試合 ジャパンキック バンタム級3分3R>
●小野拳大(KICK BOX)
 判定0-3(三者27-30)
○紫希士(Formed)


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