［週刊ファイト1月12日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼SDシャーロット復帰ロンダ倒し新王者 ジョン・シナKO-RレインズSゼイン
　(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.　編集部編

■　WWE SmackDown
日時：2022年12月30日（現地時間　日本YouTube日曜以降）
会場：米フロリダ州タンパ　アマリ・アリーナ

　年内最後のSmack Downはレスラーの自宅が集結するタンパからのLIVE中継だった。日本での放送は日曜日以降になるのだが、予告通りジョン・シナが登場。2022年は一度もリングで試合しないままになるところだったが、ギリギリ間に合ったことになる。さらに、シャーロットの復帰、そして即刻ロンダ・ラウジーを倒して女子王座を戴冠と、超満員の観客を前に盛沢山の内容になっている。クリスマス週間の前週が視聴者数が落ちるのは毎年のことでここでジャンプすることは予想されたことなのだが、視聴率も0.5%の大台に戻している。
　冒頭はブレイ・ワイアットから。抗争するLAナイトは「アンクル・ハウディはお前だろう」をやっているんだが、そのハウディが出てきてシスター・アビゲイルを決めると。

　シェイマスのBrawling Brutes（ブッチ&リッチ・ホランド）が出てきて、ソロ・シコアとシングル戦に。サモアンスパイクでシコアが勝つところがNXTから来て日がたってないのに格・序列を変えてきているんだが、このカードは救出に怪我で休んでいたドリュー・マッキンタイヤが戻ってきてウソーズを蹴散らすところがミソになる。

　ラケル・ロドリゲスにとっても先週のガントレット戦に出たとはいえ、この日が本格の復帰戦なのだった。サポーター巻いて腕が依然として悪いというセールをしており、それがフィニッシュにも繋がってしまうのだが・・・。一方、SD女子王座戦のロンダ・ラウジー w/シェイナ・ベイズラー、今宵は尺も貰って本格的なプロレス試合をやっていたので、随分と上達したなぁというのが大人のファンの感慨であろうか。

　シェイナのちょっかいとかはお約束の展開なんだが、ラケルも追い詰めてはいた。フィニッシュはコーナー上でかのサポーターの腕を締めあげ、そのまま雪崩式アームバーでラケルが即座にタップするケツだ。しかし、ここに♪ツァラトゥストラはこう語ったが鳴り響き、女王様シャーロットの復帰となるのであった。

　そのまま、「今すぐ挑戦してやる」となり、まぁかなりハードな試合やったあともあるのだろうが、丸め込んでシャーロットが（WWEの数え方によると）14回目の戴冠に。もっとも公式写真に試合のが1点も選択されてないことからも、このレポート作成中に「ああ、そういうことか」となるのであった。