ジョシュ・アレキサンダーが王座防衛!Impact Wrestling

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 12月8日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では、現インパクト世界王者であるジョシュ・アレキサンダーがリングに登場した。そして、王座挑戦権を持ちながら、正統派宣言から一転、アレキサンダーの妻にも手を出したブリー・レイへの不満を爆発させ、この場で、すぐに希望者と王座防衛戦を行うオープン・チャレンジを発表。だからブリー・レイに出てくるように挑発し、今、決着をつけようとアピールした。しかし、スクリーンに現れたブリー・レイはアレキサンダーとその妻がブリー・レイにやられている画像を見せながら挑発。心理戦を仕掛けてきており、更にアレキサンダーを焦らせて隙が出来てから王座挑戦を行うつもりのようで、この場で王座挑戦はしないとなった。すると代わりにマイク・ベイリーがリングに現れて、王座挑戦を表明。そのまま、アレキサンダー対ベイリーの王座戦が開始された。現在の格的にはアレキサンダーの方が上だが、ベイリーも肉薄、追い詰められてもピンフォールを何度も跳ね返した。ベイリーは長時間にわたってアレキサンダーと激闘を繰り広げた。アレキサンダーの執拗なアンクルロック波状攻撃にも耐えたベイリーは、試合時間終了1分前まで耐えたものの、最後はアレキサンダーのC4スパイク二連発で遂にフォール負け。しかし、伏兵ベイリーの健闘に会場からは声援が送られていた。
 またインパクト世界タッグ王座戦が組まれ、王者ライノ、ヒースに、モーターシティ・マシンガンズが挑戦したが、試合中にメジャー・プレイヤーズ(マット・カルドナ & ブライアン・マイヤーズ)が乱入して、ノーコンテンストとなった。
 そして、総帥エリック・ヤングを葬り、ディーナーが新たにリーダーになったバイオレント・バイ・デザインは、新加入のビッグ・コンが大物サミ・キャラハンと対戦。当然、ディーナーとアラン・エンジェルがリング下から介入する中、コンが場外でエプロンにキャラハンをチョークスラムで叩きつけ、最後はリングでデスバレードライバーを決めてフォール勝ち。コンが元王者である大物キャラハンから勝利を奪い、新生デザイン軍をアピールした。

■ Impact Wrestling
日時:2022年12月8日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<インパクト世界王座タイトルマッチ>
○ジョシュ・アレクサンダー
 ピンフォール
●マイク・ベイリー

<シングルマッチ>
○ビッグ・コン
 ピンフォール
●サミ・キャラハン

<シングルマッチ>
○サバンナ・エヴァンス
 ピンフォール
●タヤ・バルキリー

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
-ライノ、ヒース(王者)
 ノーコンテスト
-モーターシティ・マシンガンズ(クリス・セイビン & アレックス・シェリー)(挑戦者)

<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○トレイ・ミゲル(王者)
 ピンフォール
●ジェイソン・ホッチ(挑戦者)