(C)EFC Worldwide
12月1日(現地時間)に南アフリカ共和国サントンで『EFC 100』が開催された。
このEFC ワールドワイドはアフリカ最大のMMA団体で、日本ではほとんど知られていないが、2009年から活動しており、アフリカではテレビ中継もされているメジャー団体である。元々はEFC(エクストリーム・ファイティング・チャンピオンシップ)と名乗っていたが、同名の団体がアメリカにあった為、団体がメジャーになり世界的に注目されるようになると後ろにアフリカが付く様にになり、2015年からはワールドワイドと名乗る様になった。
今大会は記念すべき100回目の大会で、二大王座戦が組まれ、メインではバンタム級王座戦、王者ニコラス・ヘンデがンカジムロ・ズールーの挑戦を受けた。MMA4戦全勝で王者になったヘンデはアフリカ軽量級トップであり、下馬評も王者が優勢となっていた。ズールーも、ジ・アルティメット・ファイターにアフリカ代表として参戦した実績があるものの、試合はヘンデが圧倒的に有利に進めて判定勝ち。見事に王座防衛を果たした。
セミファイナルでは暫定ヘビー級王座決定戦が組まれ、ツィロンバ・ミキシとコール・ヘニングで争われた。試合はミキシがへニングを金網際に追い込んでパンチラッシュ連打。遂にへニングがダウンしてレフェリーがストップ。ミキシがKO勝ちで新王者に輝いた。
■ EFC 100
日時:2022年12月1日(現地時間)
会場:南アフリカ共和国サントン
<バンタム級王座タイトルマッチ>
○ニコラス・ヘンデ(ジンバブエ/王者)
判定
●ンカジムロ・ズールー(南アフリカ/挑戦者)
<暫定ヘビー級王座決定戦>
○ツィロンバ・ミキシ(コンゴ)
4R 0分45秒 TKO
●コール・ヘニング(南アフリカ)
<フェザー級>
○ビリー・ウーストハイゼン(南アフリカ)
判定
●ステファン・デラ・レイ(南アフリカ)
<フェザー級>
○ムサ・セスワペ(南アフリカ)
判定
●シャノン・ヴァン・トンダー(南アフリカ)
<フェザー級>
○アウグスト・カヤンバラ(コンゴ)
1R 2分36秒 TKO
●ネリク・シモンイス(アンゴラ)