ムスリム・マゴメドフが王座防衛!ACA 148

(C)ACA

 11月18日(現地時間)にロシア連邦ソチで『ACA 148: Magomedov vs. Olenichev』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインではライトヘビー級王座戦が組まれ、王者ムスリム・マゴメドフがオレグ・オレニチェフの挑戦を受けた。王者マゴメドフはMMA10勝全勝無敗という実績だけに、王者が下馬評では圧倒している。試合はスタンドで優位に立った王者マゴメドフがテイクダウンを奪い、バックマウントからパンチ連打。この体勢が続き、遂にレフェリーがストップ。王者マゴメドフがTKO勝利で王座防衛を果たした。
 セミファイナルでは同じくライトヘビー級戦でブラジルのレオナルド・シルバとアルメニアのグリゴール・マテヴォシアンが対戦。下馬評ではブラジル人ファイターとしてACAを主戦場にして現在三連勝中のシウバがややリードしている。しかし、試合はグランドで上を奪ったマテヴォシアンがそのまま試合を有利に進めて判定勝ち。マテヴォシアンがキャリアで上回るシウバから勝利する形となった。

■ ACA 148: Magomedov vs. Olenichev
日時:2022年11月18日(現地時間)
会場:ロシア連邦ソチ

<ライトヘビー級王座タイトルマッチ>
○ムスリム・マゴメドフ(ロシア/王者)
 3R 4分27秒 TKO
●オレグ・オレニチェフ(ロシア/挑戦者)

<ライトヘビー級>
○グリゴール・マテヴォシアン(アルメニア)
 判定
●レオナルド・シルバ(ブラジル)

<ライト級>
○アレクサンダー・マトムラトフ(ロシア)
 判定
●パベル・ゴルデエフ(ロシア)

<ミドル級>
○アブドゥル・ラクマン・ジャナエフ(ロシア)
 判定
●ミハイル・ドルゴフ(ロシア)

<ライト級>
○ヴェネル・ガリエフ(ロシア)
 判定
●デニス・シルバ(ブラジル)

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