アマンダ・レモスがメインでTKO勝ち!UFCファイトナイト・ラスベガス64

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 『UFCファイトナイト:ロドリゲス vs. レモス』が11月6日(日)にラスベガスのUFC APEXで行われ、序盤からメインイベントまで多くのカードがサブミッションやノックアウトでの決着となった。

メインイベント
メインイベントの5回戦は、ストロー級3位のマリナ・ロドリゲスと7位のアマンダ・レモスがお互いの力を認め合いながら戦った。2回目、レモスはグラウンドでうまく回転し背後から攻め、3回目には右パンチでロドリゲスをダウンさせ、レフェリーが試合を止めた。

勝者のレモスのコメント:
「お互いに研究しあっていた。あのパンチはずっと準備してきたし、当たって良かった。打ったとき、彼女の足が少しふらついたのが見えた。何も考えず、その場で彼女を仕留めようとした。ダナ、私はここにいる。ニューヨークでのタイトルマッチのバックアップに入れてください」

セミメインイベント
ウェルター級13位のニール・マグニーは、14位のダニエル・ロドリゲスの前進を食い止め、UFCウェルター級における最多勝利記録を樹立した。ロドリゲスは2回パワフルな打撃で攻勢に出るが、3回にマグニーがグラップリングで急襲し、ダースチョークでタップを奪った。

勝者のマグニーのコメント:
「すべての努力が報われた気分だよ。ここまで来るのは長い道のりだったけど、まだ始まったばかりだ。ダンがいいファイターだということは分かっている。でも、自分の目標はUFCチャンピオンになることで、彼はその行程で倒すべき相手だったんだ」

アジア出身選手:
 チャイナ・パワー:シャイランはMMA39勝目にして、UFC初となるフィニッシュを決めた。ミナーは序盤にシャイランに蹴りを入れ、激しく打ち合ったが、逆にそのダメージにより足を痛めてしまう。シャイランは、レフェリーがストップをかけるまでグラウンドでミナーを攻め続けた。

大会のハイライト
 サブミッション:タギル・ウランベコフは、ギロチンからグラウンドでネイト・マネスを2分強でタップアウトさせた。マリオ・バティスタは、ベニート・ロペスを痛めつけた後、2度目の腕十字で勝利をつかんだ。パンチで倒されたグラント・ドーソンは、マルク・マドセンの足を蹴り上げ、第3ラウンドにサブミッションで仕留めた。ジェイク・ハドリーは、第2ラウンドの途中でカルロス・カンデラリオをサブミッションで仕留めた。
 ノックアウト:ポリアナ・ヴィアナは、ジン・ユウ・フライをわずか47秒で倒し、TKO勝ちを収めた。タミレス・ビダルは、プロモーション・デビュー戦で、ラモーナ・パスクアルに対して、レバーへのフライング・ニーでフィニッシュ勝利を挙げた。

■ UFCファイトナイト・ラスベガス64:ロドリゲス vs. レモス
日時:現地時間2022年11月5日(土)、日本時間6日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX

【メインイベント】
<女子ストロー級>
○アマンダ・レモス(ブラジル)
 3R 0分54秒 TKO
●マリナ・ロドリゲス(ブラジル)

【セミメインイベント】
<ウェルター級>
○ニール・マグニー(米国)
 3R 3分33秒 ダースチョーク
●ダニエル・ロドリゲス(米国)

【メインカード】
<フェザー級>
○シャイラン・ヌアダンビク(中国)
 1R 1分10秒 TKO
●ダリック・ミナー(米国)

<フライ級>
○タギル・ウランベコフ(ロシア)
 1R 2分11秒 ギロチンチョーク
●ネイト・マネス(米国)

<ライト級>
○グラント・ドーソン(米国)
 3R 2分05秒 リアネイキドチョーク
●マルク・マドセン(デンマーク)

LAS VEGAS, NEVADA – NOVEMBER 05: (L-R) Shayilan Nuerdanbieke of China punches Darrick Minner in a featherweight fight during the UFC Fight Night event at UFC APEX on November 05, 2022 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Chris Unger/Zuffa LLC)