[ファイトクラブ]B.BrutesからSDサミ・ウーソ改名HitRow中邑真輔エマ 叔父ワイアット

[週刊ファイト11月10日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼B.BrutesからSDサミ・ウーソ改名HitRow中邑真輔エマ 叔父ワイアット
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■ WWE SmackDown
日時:10月28日(現地時間 日本YouTube日曜以降)
会場:ミズーリ州セントルイス エンタープライズ・センター

 このエントリーを作成している最中に、ノアから1月1日(日)に開催される日本武道館大会でのグレート・ムタvs.中邑真輔が発表されている。日本でのSmackDown解禁が本日ということを思えば、なんと奇遇なことか。
 ただ、今回のSmackDownは大リーグのプレーオフ中継のため、地上波FOXではなく傍系のFS1局での放送となっただけでなく、御一行がサウジアラビアに向かうため、続けて次週のSmackDownもここセントルイスで収録された。すでに結果まで出しているところもあるが、さすがに本誌はそういうことはやらない。いずれにせよ、『クラウン・ジュエル』の告知が何度も挿入される番組構成となった。しかし、長くWWEから離れていたオーストラリア出身のエマが復帰して、TAJIRIのタランチュラをやったりと、新たなニュースの盛り込んではいた。


 今回もThe Brawling Brutes(リッチ・ホランド&ブッチ)の登場から。最初に出てくるのは誰かは重要である。前週、シェイマスを病院送りにした因縁から、迎え撃ったのはBlood Lineのサミ・ゼイン&ソロ・シコアである。試合前にゼインと不穏な関係のジェイ・ウーソが「何もしない」とやるんだが・・・。

◆レインズが“サミ・ウーソ”改名発言!“名誉兄弟”ゼインと揉めるジェイを威圧

 “トライバルチーフ”ローマン・レインズがザ・ブラッドラインのメンバーの“名誉兄弟”サミ・ゼインを“サミ・ウーソ”にすると威圧してジェイ・ウーソを黙らせた。
 サミ・ゼイン&ソロ・シコア(with ウーソズ)がオープニング試合でブッチ&リッジ・ホランドと対戦すると、終盤にゼインが介入したジェイと揉めた隙にブッチに丸め込まれて敗戦となった。試合後、険しい表情のレインズがポール・ヘイマンと共に現れると「2人は子供のように揉めているな。ここで問題を解決するぞ」と話し出した。これを認めたゼインは「ジェイが好きだが、何が問題か分からない」と答えれば、ジェイは「ゼインが好きじゃないんだ。なんでいつも一緒にいるんだ? お前はファミリーじゃない」と怒鳴ると勢い余って「トライバルチーフの言うことなんて気にしない」と言い放ってしまう。
 これに態度を急変させたレインズはジェイを睨みつけたが、ゼインに仲裁されると「このままだとお前の望まないことになる。ゼインの“名誉兄弟”から“名誉”をとってサミ・ウーソ(兄弟)になるぞ」と改名を匂わして威圧すると会場から“サミ・ウーソ”チャントが巻き起こった。これはマッチメイク委員会の想定通りにお客が反応したことになり、凄いことなのだ。その後、ヘイマンがリングでローガン・ポールとのWWEユニバーサル王座戦が行われる「クラウン・ジュエル」に言及すると、ウーソズとブッチ&ホランドのWWEタッグ王座戦も「クラウン・ジュエル」で決定した。「クラウン・ジュエル」は日本時間11月6日にWWEネットワークで配信される。


 サウジ遠征なんだから、マンスワーを番組に出さないといけません。ニューデイ(ゼイビア・ウッズ&コフィ・キングストン)との試合は、LAナイトも今も所属するらしいファッション軍団としてのマッチメイクで、ミッドナイトアワーにマンスワーが寝るんですけど・・・。


 ロンダ・ラウジーのオープン・チャレンジの呼びかけに出てきたのがエマである。いつものメンバーじゃないところがミソで、アームバーでのロンダ様防衛となるんだが、エマに見せ場は与えられていた。

◆中邑真輔がヒットロウと電撃タッグ!キンシャサで6人タッグ戦を制す

 “キング・オブ・ストロングスタイル”中邑真輔がヒットロウのタッグパートナーとしてサプライズ登場すると、レガード・デル・ファンタズマ(LDF)のクルス・デルトロにキンシャサを叩き込んで6人タッグ戦を制した。

 中邑はヒットロウ(トップ・ドラ&アシャンティ・アドニス with Bファブ)のパートナーとしてサプライズ登場すると、対戦相手のLDF(サントス・エスコバ&クルス・デルトロ&ホアキン・ワイルドwithゼリーナ・ベガ)に襲い掛かった。中邑はエスコバに痙攣式ストンピングを決めるとヒットロウと共に「カモーン!」と挑発。さらに試合ではアドニスがLDFに捕まって劣勢となったが、交代した中邑がエスコバを殴り倒すと、デルトロに踵落とし、ワイルドを場外に投げ飛ばして一蹴。さらにエスコバに延髄斬りを決めるとスライディング・ジャーマン・スープレックスやスピンキックを放って形勢逆転した。

 終盤にはドラがデルトロをマットに叩きつけると最後は中邑が狙い澄ましたキンシャサを叩き込んで3カウント。中邑がヒットロウとの電撃タッグでLDFを下して6人タッグ戦を制した。

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