(C)RWS – Rajadamnern World Series
　10月28日（金）タイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムで開催されたRWS（ラジャダムナン・ワールド・シリーズ）、注目のブアカーオ・バンチャメーク（タイ）vs. 佐藤嘉洋のエキシビションマッチは、1Rからブアカーオは前に出てパンチを振るい、2分過ぎ右パンチでダウンを奪い、そのままレフェリーが試合を止めてKO終了。最近は、フロイド・メイウェザーのようなKO終了エキシも増えてきて、著名選手のエキシビションマッチも変わってきそうだ。

　佐藤は、2015年に引退しているがキックボクシング、ムエタイ、K-1ルールでも実績を残し、2008年7月7日のK-1でブアカーオに唯一のKO勝した選手である。（ブアカーオとは通算1勝3敗）両者の体重もブアカーオ161.6P（73.3㎏）、佐藤162.1P（73.5㎏）とほぼ同体重。

　8月19日のRWS「KAT PRESENTS LEGEND OF RAJADAMNERN: BUAKAW VS KOTA」でブアカーオとエキシで対戦したタイで人気の三浦孝太もゲスト来場、ブアカーオも三浦とのエキシでは、気を使って3Rまで引き伸ばし、エキシ翌日も三浦と会い、周囲に配慮していたが、佐藤には容赦なかった。

■「KAT Presents Legend of Rajadamnern: BUAKAW VS SATO」
日時：2022年10月28日（金）開始：19：00（日本21：00）
会場：タイ・バンコク・タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム
ライブ放送21:15～（日本23：15～）
Workpoint TV 23
Go Sport

＜第9試合　エキシビションマッチ　3分3R＞
ブアカーオ・バンチャメーク（タイ）บัวขาว บัญชาเมฆ-Buakaw Banchamek
生年月日：1982年5月8日（40歳）
身長：174㎝
276戦240勝（73KO）24敗12分
-2016 Kunlun Fight（昆仑决） 70kg ムエタイ世界王者
-2015 武林風/WLF（Wu Lin Feng） World Championship
-2015 WMCムエタイ (154 lb)世界王者
-2014 K-1 World MAX 2014 World Championship 準優勝
-2014 WBCムエタイ・ダイヤモンド世界王者 (-70 kg).
-2014 WMCスーパーウェルター級 (-69.9 kg/154 lb) 世界王者
-2012 Thai Fight トーナメント王者(-70 kg).
-2011 Thai Fight トーナメント王者 (-70 kg)
-2011 WMC世界スーパーウェルター級王者
-2010 シュートボクシングS-Cup世界王者
-2009 WMC/MADムエタイ世界王者
-2006 K-1 World MAX王者
-2006 WMC世界スーパーウェルター級王者
-2005 S-1世界スーパーウェルター級王者
-2005 K-1 World MAX 2005 準優勝
-2004 MTA 世界ムエタイ王者
-2004 K-1 World MAX王者
-2003 KOMA GPライト級王者
-2002 Toyotaムエ・マラソントーナメント（140 lb）勝者
-2002 オムノーイ・スタジアム・ライト級王者
-2001 タイプロフェッショナル・ボクシング協会フェザー級王者
-2001 オムノーイ・スタジアム・フェザー級王者
　1R終了　※ブアカーオが右ストレートでKO-勝敗なし
佐藤嘉洋（日本）
生年月日：1981年1月25日（41歳）
身長：185㎝
80戦54勝25敗1分
-2014 英雄伝説 世界72kg級暫定王座
-2012 ISKAオリエンタル世界ライトミドル級王者
-2010 K-1 WORLD MAX 2010 世界一決定トーナメント 準優勝
-2007 K-1 WORLD MAX 2007 日本代表決定トーナメント優勝
-2006 K-1 WORLD MAX 2006 日本代表決定トーナメント優勝
‐2004 WPKCムエタイ世界スーパーウェルター級王者
‐2001 WKAムエタイ世界ウェルター級王者

ブアカーオ🇹🇭vs. 佐藤嘉洋🇯🇵 RWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ）EXファイト
2022年10月28日 タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム https://t.co/i8XJfoJ9Vq

— 紅闘志也/Toshiya Kurenai/ကူရီနိင်းတိုရှီယာ (@kurenaitoshiya1) October 29, 2022

＜第8試合 140ポンド（63.5㎏）スーパーライト級 3分3R＞
●ルンキット・ボー.ルングロット（タイ）Rungkit Bor.Rungrot
・2018年ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者（-130ポンド）
・2019年『RISE WORLD SERIES』-58kgトーナメントベスト4
　判定0-3(2者28-29、27-30）
○ヨードレックペット・オー.アチャリヤ（タイ）Yodlekpetch Or.Aichariya
・2015年ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者（-135ポンド）
・2017年ルンピニースタジアム認定ライト級王者（-135ポンド）
・2018年KNOCK OUTスーパーライト級王者
・2018年KING OF KNOCK OUTスーパーライト級トーナメント優勝
・2021年ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者（-140ポンド）

日本大会参戦や日本人選手との対戦歴もあり、実績十分な両選手の対戦は、3R終始攻めの姿勢を崩さなかったヨードレックペットが判定勝利

＜第7試合 154P（69.85㎏）スーパー・ウエルター級　3分3R＞
○タナンチャイ・シットピーノン（タイ）ธนันชัย ศิษย์สองพี่น้อง-Thananchai Sitsongpeenong
・WMC（World Muay Thai Council）2018 WMC World -147lb王者
・PAT（Professional Boxing Association of Thailand）2018 Thailand -147lb王者
・Phoenix Fighting Championship 2018 -147lb王者
・Siam Omnoi Stadium 2018 オムノーイスタジアム -147lb王者
　2RKO ※ボディへの右膝蹴り
●モハメド・ベナム・ムエタイ（イラン）Mohammad Venum Muay Thai

RWS9月23日大会でカンボジアから参戦のクン・クメール上位選手ソン・ツアーラに判定勝しているタナンチャイは、在タイのイラン選手にKO勝

＜第5試合 127P（57.6㎏）契約　3分3R＞
△ナラーク・ソー.ジョー・トンパチン（タイ）
・元TRUE４Uフェザー級王者
　引分（三者28-28）
△ロングナロッド・プートン／エーナロス（カンボジア）Rongnarod Phuthong/Eh Naroth

＜第3試合 122P（55.34kg）スーパーバンタム級　3分3R＞
●ミケエル・フェルナンデス（スペイン）Mikel Fernandez
　2RTKO ※カットによるストップ
○ミーマニット・プートン／ティー・マンヌット（カンボジア）Meemanit Phuthong/Thy Maneth

カンボジアから参戦の強豪選手も多いエー・プトン、クン・クメールチームの2選手は1勝1分となった。