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『UFC280:オリベイラ vs. マカチェフ』は、10月22日(日)にアブダビ・ヤス島のエティハド・アリーナからアジアで生中継され、アクションと気迫に満ちた素晴らしいカードは、圧倒的なチャンピオンを輩出した2つのタイトルマッチで幕を閉じられた。アルジャメイン・スターリングがT.J.ディラショーを2ラウンドでノックアウトして王座を保持し、イスラム・マカチェフがチャールズ・オリベイラを下して新ライト級王者となった。
UFCライト級王座決定戦
前王者のチャールズ・オリベイラが、4位のイスラム・マカチェフと対戦したライト級選手権試合は、マカチェフは、1ラウンドを通してオリベイラをコントロールし、左手でオリベイラを落とし、キャンバスまで追い詰め、チョークを決めた。ハーフガードを取った瞬間、オリベイラがタップした。
勝者イスラム・マカチェフのコメント:
「私はいつも神様にお願いしているが、神様は私がお願いした以上のものを与えてくれている。この瞬間のために、子供の頃からずっと、一生懸命トレーニングしてきたんだ。厳しい戦いになることは分かっていた。この男は戦士だ。このベルトは俺のコーチ、アブドゥルマナプ・ヌルマゴメドフのためにある」
UFCバンタム級王座決定戦
UFCバンタム級王者アルジャメイン・スターリングは、前王者でランキング2位のT.J.ディラショーを素早く攻略した。スターリングは、ディラショーをすぐにキャンバスに追いやり、その時、挑戦者が肩を脱臼したように見えたほど、スターリングの優勢は明らか。スターリングは、初回を支配し続け、ディラショーをほぼ完封すると、2回目にはグラウンド&パウンドでフィニッシュした。
勝者アルジャメイン・スターリングのコメント:
「彼が反撃に出てダメージを与えることができると分かっていたから、プレッシャーをかけ続けるようにしたし、何をすべきかも分かっていた。アナコンダ、人間バックパックのように、一度倒したら、もう終わりだ!正直、5ラウンドまでいくと思っていた。幸いにも今夜は自分の夜だった。王者は自分だ、ベイビー!」
大会のハイライト
元バンタム級王者ピョートル・ヤンと人気抜群の12位ショーン・オマリーは、名勝負を繰り広げファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した。オマリーは初回にヤンを攻め、3回には膝蹴りでヤンをカット。一方のヤンはコンスタントに微調整を行い、長いリーチで流れをコントロールした。この試合は、両者とも相手の攻略法を模索し続け、名勝負となり、最後は判定でオマリーの勝利となった。ウェルター級5位のベラル・ムハンマドは、プレリムにて8位で無敗のショーン・ブレイディを2ラウンドにTKOし、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトのボーナスを獲得した。
■ UFC 280:オリベイラ vs. マカチェフ
日時:現地時間2022年10月22日(土)、日本時間22日(土)-23日(日)
会場:アラブ首長国連邦・アブダビ /エティハド・アリーナ
【メインイベント】
<ライト級王座決定戦>
○イスラム・マカチェフ(ロシア)
2R 3分16秒 肩固め
●シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)
【セミメインイベント】
<バンタム級王座タイトルマッチ>
○アルジャメイン・ステーリング(米国/王者)
2R 3分44秒 TKO
●TJ・ディラショー(米国/挑戦者)
【メインカード】
<バンタム級>
○ショーン・オマリー(米国)
判定 2-1
●ピョートル・ヤン(ロシア)
<ライト級>
○べニール・ダリューシュ(米国)
判定 3-0
●マテウス・ガムロ(ポーランド)
<女子フライ級>
○マノン・フィオホ(フランス)
判定 3-0
●ケイトリン・チューケイギアン(米国)

なんという結末🤯🤯🤯#UFC280 pic.twitter.com/niMs1Kl2Pi
— UFC Japan (@ufc_jp) October 22, 2022
Soak it all in @MakhachevMMA, you are the champion 👑 #UFC280 pic.twitter.com/HF3W0PE5rK
— UFC (@ufc) October 22, 2022
All according to father’s plan ❤️ #UFC280 pic.twitter.com/tQ8BgIyEpq
— UFC (@ufc) October 22, 2022
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