Top画像：凄い試合をやってくれた奈良井翼（左）、お馴染みの但馬ブランドン・ミツロ
17日、亀田興毅がプロデュースするボクシング3150 Fightの『SURVIVAL Vol.1』が開催された。今大会は、なんといっても破格のファイトマネーが話題に。ボクシング改革として「従来のファイトマネーの倍額を現金で払う」からだ。すでに27戦している坂晃典にとっては2度目の防衛戦だが、通常は日本王者のギャラは100万円が相場なのに、まず亀田興行の場合はその2倍から。さらに入札のような例外的要素が加わって450万円なのだと言う。
また、指名挑戦者の相場は50万円程度なので、今回の奈良井翼は100万円を受け取ることになるという。金額が公表されている点でも異例の大会であった。ともに地元・大阪勢というだけでなく先輩・後輩の関係だったというメインのカード。これがまた、奈良井翼のがんばりもあり中身のある試合内容であった。やはり銭が好勝負を生んだことになろう。
■ 3150FIGHT SURVIVAL Vol.1
日時：9⽉17⽇(⼟)
会場：メルパルクホール⼤阪
＜メインイベント 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ＞
[王者]○坂 晃典（仲里）
6R 0分55秒 TKO
[指名挑戦者]●奈良井 翼（RK蒲田）
1Rからダウンを取られた王者・坂晃典が2回にもダウンを追加される厳しい展開に。しかし持ち直して拮抗する名勝負に。6Rに坂がボディからの連打で奈良井翼を追い詰めレフェリーがTKOを宣告した。
＜セミファイナル 東洋太平洋女子ミニマム級タイトルマッチ＞
[王者]○千本 瑞規（ワタナベ）
判定2-0(76-76 78-74 78-74)
[挑戦者]●パク・ヘス（韓国）
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