RISE大阪17試合中8KO GLORYペットパノムロン戴冠延長6R原口健飛に僅差判定勝利 海斗サモ・ぺティを延長の末判定で下す


 全17試合中8KO。熱戦の連続、メインは延長戦6Rでペット・パノムロンキャットムーカオが僅差の判定で原口を退け戴冠した。

 原口健飛は昨年11月の敗因フィジカル面の弱さを克服、試合開始早々から飛び出しペットに圧を掛け続け物怖じせず果敢に攻め抜いたが世界にいま一歩及ばず雪辱を晴らすこと叶わず。

 試合後も興奮冷めやらぬ原口は、インタビュールームで「負けたとは思えない」と語気強くレフリーとジャッジに対し不満を漏らしたが、伊藤代表はたらればはいろいろあるがRISEの世界王者はそこじゃないので、あの状況で倒せるファイターになって欲しいと、原口に期待しているがゆえの愛の鞭で苦言を呈した。

 セミの海斗とサモ・ぺティの闘いは3Rで勝負つかず延長、海人がインローの猛攻、ふらつくぺティにボディ、右ストレートとパンチ連打で3-0の判定勝利。
 ぺティは試合後プレスルームで落胆した表情ではあったが、ブランクがあったがゆえに調子が戻っていなかったと言い、あと数試合すれば元のコンディションを取り戻せると、RISE再戦に意欲を覗かせた。
 第15試合チャド・コリンズの強烈な右ローで動きが止まった中野に容赦なくボディ、アッパー、ストレートと浴びせ、追撃しながらとどめの左ストレートでTKO勝利のチャド「日本が大好き。また来たいです。」
 試合後プレスルームでも「これからも日本で試合して、どこかで見かけたら話しかけに来てください。一緒に写真を撮りましょう。子どものころから格闘家として有名になって、ファンのみなさんに写真を一緒に撮りたいとか言われたかった。それが日本に来て、本当にそういうことが起こっているので、夢が叶ってます。」と満面の笑顔で語ってくれた。


■ Cygames presents RISE WORLD SERIES OSAKA 2022
日時:2022年8月21日(日)13:00  
会場:大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場

<メインイベント RISE世界スーパーライト級 王座決定戦 3分5R無制限延長R>
◯ペットパノムルン・ギャットムーカオ(タイ/ギャットムーカオジム/GLORYフェザー級(65kg)王者)
 延長判定 3-0 本戦判定 1-1
●原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE -63kgトーナメント2020優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
※ペットパノムルンが世界王者に

<第16試合 セミファイナル ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)>
◯海人(TEAM F.O.D/RISEミドル級(70kg)1位、KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級(70kg)王者、シュートボクシング日本スーパーウェルター級(70kg)1位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者、S-cup 2018 65kgトーナメント優勝)
 延長判定3-0
●サモ・ペティ(スロベニア/シムソンジム/FFC 70kg級&77kg級王者)

<第15試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)>
●中野椋太(誠至会/RISEウェルター級(67.5kg)王者、S1世界&WBCムエタイ日本統一同級王者、元NJKF同級王者)
 1R 2分43”秒 KO  ※左ストレート
◯チャド・コリンズ(オーストラリア/WMCインターナショナル・WKA豪州・WBCムエタイクイーンズランド州・スーパーライト級王者)

<第14試合 スーパーライト級(65kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)>
◯山田洸誓(正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級(65kg)王者)
 3R 1分23秒  KO  ※右フック
●ヤン・カッフェ(オランダ/ARJトレーニンゲン)

<第13試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)>
◯鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者、元WBCムエタイ日本&ホーストカップ日本同級王者)
 延長判定3-0
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)

<第12試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)>
◯大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元WMC日本&ルンピニー日本フライ級王者)
 3R KO  ※パンチラッシュ
●サンチャイ・TEPPEN GYM(タイ/TEPPEN GYM/元ラジャダムナン認定ミニフライ級王者)

第11試合 オープンフィンガーグローブマッチ 66kg契約 3分3R
●山口裕人(道化倶楽部/WPMF世界スーパーライト級暫定王者、元WBCムエタイ日本&INNOVATION同級王者、元DEEP☆KICK -63kg&-65kg王者)
 3R 2分50秒  TKO  ※タップロンのパンチラッシュで山口がスタンディングダウン状態となりレフリーストップ
◯タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/RISEスーパーライト級(65kg)5位、元WMC世界フェザー級王者)

<第10試合 オープンフィンガーグローブマッチ 63kg契約 3分3R>
◯山口侑馬(道化倶楽部/元INNOVATIONライト級王者、元DEEP☆KICK -60㎏王者)
 3R 負傷判定2-0  ※伊藤の左指が侑馬の右目に入り、侑馬が試合続行不可能となりそこまでの内容で判定が行われた
●伊藤澄哉(戦ジム/RISEスーパーライト級(65kg)6位)

<第9試合 オープンフィンガーグローブマッチ 70kg契約 3分3R>
△蛇鬼将矢(テツジム/NKBウェルター級王者)
 判定1-1
△萩本将次(FUTAMI FIGHT CLUB/RKSミドル級王者)

<第8試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)>
◯大森隆之介(EX ARES/RISE 4位)
 2R 1分39秒  KO  ※右テンカオ
●京谷祐希(山口道場/RISE 6位)

<第7試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)>
◯憂也(魁塾/RISE 3位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
 1R 1分53秒  KO  ※左フック
●匡志[まさし]YAMATO(大和ジム/WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者、元NJKF同級王者)

<第6試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)>
●RYOTARO(大原道場/RISE 4位、ACCELミドル級王者)
 延長4R 9秒 KO ※パンチラッシュ
◯T-98(フリー/元ラジャダムナン・WBCムエタイ日本・INNOVATION・REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元WPMF世界・ルンピニー日本ミドル級王者、元WBCムエタイ日本・WPMF日本・INNOVATIONウェルター級王者)

<第5試合 フライ級(51.5kg) 3分3R>
◯数島大陸(及川道場)
 1R 1分17秒 KO  ※左フック
●タネ♡ヨシキ(直心会/DEEP☆KICK −53kg 5位)

<第4試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)>
◯山畑雄摩(心将塾/RISE 6位、DEEP☆KICK -63kg王者)
 判定3-0
●元氣(楠誠会館/元国際チャクリキ西日本ライト級王者、元RKSライト級王者)

<第3試合 90kg契約 3分3R>
◯カルロス・ブティオ[Carlos Budiao](ブラジル/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGONヘビー級王者、KTK WORLDヘビー級王者)
 2R 1分59秒  KO  ※右三日月蹴り
●安ジェス(フィリピン/LION GYM)

<第2試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)>
◯加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者)
 判定3-0
●翔磨(多田ジム/DEEP☆KICK -55kg王者)

<第1試合 フライ級(51.5kg) 3分3R>
◯塚本望夢(team Bonds/DEEP☆KICK -51kg王者)
 判定3-0
●KING TSUBASA(ROYAL KINGS/DEEP☆KICK −51kg 2位)

詳細記事はファイトクラブと週刊ファイト9月1日号に収録


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