中川達彦LAST“闘うアラフィ社長”大野隆弘『IMPACT.25』~格闘夏祭り昼の戦場~

■ IMPACT.26~格闘夏祭り昼の戦場~
日時:8月7日(日)
会場:王子BASEMENT MONSTER

【試合結果】

<第9試合メインイベント(キックボクシングマッチ 83kg以下契約 3分3R)>
○中川達彦
 2R2分55秒 KO
●大野隆弘


 IKIZAMA、SKKB等で試合をしてきた“闘うアラフィ社長”大野隆弘が格闘家人生最後のリングで“真剣勝負ジャンキー”中川達彦と対峙したメインイベント。
 1R、中川のローキックに大野が左右のフックを合わせる。距離を詰めて従兄弟の戦闘竜ばりのドラゴンフックを狙うが中川は下がりながらローキックで対処。徹底してローキックで攻める中川に大野の右フックがヒットするが下がりながらガードを固める中川はクリーンヒットを許さない。両者様子を見ながら隙あらば倒しにいくスタンスで1R終了のゴングを聞く。
 2R、中川は1R同様徹底してローキック。次第に足が止まる大野は、今度は中川のローキックに合わせて前へ出続ける。しかし、ここで中川のローキックが金的となり回復の時間が与えられる。悶絶する大野だが歯を食い縛り立ち上がる。試合再開、大野はKO狙いでフックを連打。中川は下がりながらローキックから顔面へストレート。大野は足のダメージもあるのかスタンディングダウンを許してしまう。試合続行も足が利かなくなってきている大野に中川はローキックからパンチに繋げラッシュをかける。大野も応戦しパンチを返すが、中川の右ストレートをモロに受けダウンを喫する。

 意地でカウント9で立ち上がるもレフェリーは危険と見なして試合をストップ。中川のKO勝ちとなった。
 大野は格闘家人生最後の試合を勝利で飾ることはできなかったものの、最後まで諦めないそのファイティング・スピリッツに客先から大きな拍手を背中で受けながら、セコンドのモハン・ドラゴンの肩を借りてリングを後にした。

<第8試合セミファイナル(第3代IMPACTグラップリング無差別級王座決定戦 5分2R)>
○拳士郎
 1R0分44秒 フロントチョークスリーパー
●田馬場貴裕
※拳士郎が第3代王者となる


 前王者・飯塚優が防衛期限切れにより王座を返上。4月大会でIMPACT MMAライト級王座を獲得した“仮面シューターjr”渡部修斗の実弟 拳士郎と“ガチンコ派プロレスラー”田馬場貴裕で新王者決定戦が行われた。
 1R、組み付く田馬場に引き込んで三角絞めを狙う拳士郎。田馬場が裁いてパスガードを狙ったところでバッティングのアクシデント。インターバル後、再開。再び組み付く田馬場に拳士郎は飛び付いてフロントチョーク一閃。これに田馬場がタップアウトにより、秒殺一本勝利で拳士郎がIMPACTで2本目のベルトを獲得した。

<第7試合(ボクシングマッチ 特別試合 1分2R)>
△三角宗
 時間切れ引き分け
△ジャンポル

 両者終始、正面から足を止めての殴り合いに会場は大いにヒートアップした。

<第6試合(グラップリングマッチ バンタム級 5分1R)>
○シューティング宇留野道場1号
 判定 3-0
●橋本ブラッキー圭右

 シューティング宇留野道場1号がIMPACT常連ファイター橋本ブラッキー圭右の仕掛けを次々と防ぎ判定で勝利した。
 試合後、宇留野道場1号はIMPACT継続参戦をアピールした。

<第5試合(グラップリングマッチ フェザー級 5分1R)>
○シューティング宇留野道場2号
 3分30秒 腕ひしぎ逆十字固め
●MAKOTO

 IMPACTで連戦を重ね、確実に実力を着けてきているMAKOTOにシューティング宇留野道場2号は払い腰など柔道投げを極めていく。MAKOTOに上のポジションを許したが鮮やかなスイープから腕十字で勝利した。

<第4試合(MMA ウェルター級 3分2R ※肘あり>
○石原匠
 判定 2-1
●カタナマン

 アクシデントによるノーコンテストに終わった4月大会の再戦。
 1R、組み付いてテイクダウンを狙うカタナマンに石原はコツコツ横からパンチを入れながら防ぐ残り数秒でテイクダウンされるも、下から殴り続け1R終了。
 2R、再びテイクダウン狙いのカタナマンにタックルに合わせて石原の右ストレートがヒット。カタナマンは構わず組み付きコーナー押込み続けるが、石原は防ぎながら殴り続け2R終了のゴング。
 僅差の判定で石原が勝利した。

<第3試合(IMPACTルール 1/10)>
○定アキラ
 7分44秒 エルボーバットKO
●雫有希

<第2試合(プロレスリング6人タッグマッチ 1/30)>
○高岩竜一&マッチョ・マイケルズ&HⅡ
 12分15秒 デスバレーボム⇒片エビ固め
ハンマーコング 清水来人 ●ニンジャ・リー

<第1試合(キックボクシングマッチ 無差別級 2分2R)>
○杉田オリバー陽介山
 1R 1分52秒 2ダウンKO
●サーディ光山

 デビュー戦の両者。サーディがパンチで前進するが杉田は前蹴り、ミドルキックで対応する。ガードの下がったサーディに杉田はパンチを叩き込みダウンを奪う。立ち上がったサーディに杉田はラッシュを掛け勝利した。


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