7月31日、キックボクシングジム・レグルス池袋にてIMPACTの新シリーズとなる『IMPACT Alive A life.01』が開催された。
新ルール実験試合、選手育成をテーマとした第一回大会、またレグルス池袋での格闘技イベントこけら落としとなる大会であったが、直前に選手の怪我、コロナウィルス感染などでカードが大幅に変更。本来メインで行われる予定だった試合が中止になるなど波乱を呼んだが、セミファイナルからメインイベントに繰り上げとなった一戦で掣圏会の谷部孝昌が、ねわざワールド品川所属のボクサー系YouTuberスピーディ斉藤を“スピーディ”に仕留め、メインを締めた。
■ IMPACT Alive A life.01
日時:7月31日
会場:レグルス池袋
【試合結果】
<第1試合 MMA Sルール 84kg以下契約 5分1R>
○中川達彦
2分31秒 腕絡み
●山本純鉄
<第2試合 グラップリングマッチ 無差別級 5分1R>
○橋本ブラッキー圭右
3分45秒 裸絞め
●こあらき
<第3試合 フルコンタクトカラテ 無差別級 1分2R>
△中山勝巳
時間切れ引き分け
△大野満
<第4試合 プロレスリングマッチ 1/15>
○大谷譲二
11分30秒 エビ固め
●田馬場貴裕
※田馬場の胴絞めスリーパーホールドを切り返して
今大会唯一のプロレスマッチとなった大谷譲二vs.田馬場貴裕の一戦は大谷の顔面へのドロップキックから場外戦へ。逆転した田馬場が打撃で攻め立てるが、大谷がDDT、ブレーンバスターで田馬場をマットに叩きつけると、今度は田馬場がローリングソバットからツームストーンパイルドライバーで大谷を突き刺す。カウントギリギリ2.9で返した大谷に胴締めスリーパーに捕らえて勝負ありかと思いきや、絡み付いた田馬場の足を解きそのまま、エビ固めでフォールし大谷が逆転勝利を納めた。
<第5試合 キックボクシングマッチ 73kg以下契約 2分2R>
○竹内神楽
判定
●“板橋の伝説”
<第6試合 グラップリングマッチ 68kg以下契約 5分1R>
○橋本ブラッキー圭右
判定
●マグナムチーズケーキ
<第7試合セミファイナル ボクシングマッチ 無差別級 1分3R>
○グレートYOカーン
3R0分42秒 KO
●ハンマーコング
セミファイナルはグレートYOカーンとハンマーコングの大型対決。1分3ラウンドのボクシングマッチで行われ、1Rコングが右ストレートでダウンを奪い、勝機ありと見て一気にラッシュをかけるが、凌いだYOカーンが3R早々、左フックでダウンを奪う。ダメージのある様子のコングに右フックを打ち込みコングが2度目のダウン。大の字に倒れ、YOカーンが激闘を制した。死力を尽くし闘い抜いた両者選手に会場から大きな拍手が送られた。
<第8試合メインイベント ボクシングマッチ 63kg以下契約 2分2R>
○谷部孝昌
1R0分55秒 KO
●スピーディー斎藤
開始早々、谷部がゴング&ダッシュでパンチを連打。斉藤も打ち合うが谷部のパンチが的確にヒットし、斉藤が最初のダウンを喫する。試合続行、驚異のスタミナから止まらない谷部の連打に斉藤も負けじと右ストレートを返すが、ボディからフック、アッパーと上下打ち分ける谷部の連打に斉藤が崩れ落ち、瓜田レフェリーが試合を止めた。
試合後『今回はボクシング対決だったのですが、次回はYouTube企画でゆで卵の早食い対決お願い致します!』と谷部のマイクに『いつ、なん時誰の挑戦でも受けてやる!』と、斉藤もスピーディーに返答。両者の第2ラウンド対決は実現なるのか?!
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