韓国から来日のチャンヒョン・リーが逆転KO勝で王座防衛!小林愛三はリベンジを阻止!~「RISE 160」後楽園大会!

トップ写真:RISEスーパーフェザー級統一王者となり、防衛にも成功したチャンヒョン・リー

 7月29日(金)後楽園ホールで開催された「RISE160」のメインイベントは、コロナの影響で来日できなかったチャンヒョン・リーが2年半ぶり韓国から来日し、日本RISEのリングに登場、王者不在の為、暫定王者となった一馬を迎えRISEスーパーフェザー級王座統一戦が行われた。よく研究していた一馬は、チャンヒョンの左パンチに右フックをかぶせダウンを先取、立ち上がったチャンヒョンにパンチを打ち分け1Rは攻勢をキープするが、2R以降チャンヒョンの圧力とロ―キックに一馬は削られていき、4Rパンチで3ダウンを喫しKO勝利で王座統一 & 防衛に成功した。

 セミファイナルでは今年の3月19日「GLORY 80」でTKO敗けを喫した小林愛三が、復帰戦で韓国KTKフェザー級王者のイ・ドギョンと2018年4月14日「KNOCK OUT SAKURA BURST」ぶりのリマッチとなったが、小林がダウンも奪い3ジャッジが4ポイント差をつける圧勝で小林が仕切り直しの一戦を飾った。


外国人の日本への入国については、原則として全ての国・地域からの新規入国を一時停止しているが、特段の事情 に相当する事由のある外国人は、入国・再入国が特例措置により認められており、今回の外国人選手は“特別の事情”に該当する「商用・就労等の目的の短期間(3ヶ月以下)の滞在者で日本国内に受入責任者がある者」に該当し、日本国内に所在する受入責任者(RISE)が「入国者健康確認システム(ERFS)」における所定の申請を完了して“招聘理由書”を送っている。まだまだ国際戦は、コロナ前の手軽さがない
◇日本橋夢屋|入国・帰国時の渡航情報(水際対策、入国制限、査証制限、陰性証明書、ファストトラック、MySOSアプリ等必要な手続き手順)

RISEからの“招聘理由書”により“特段の事情”で試合に臨んだ韓国チーム
写真提供:中嶋 有木

■  RISE 160(ライズ ハンドレッドシックスティ)
日時:2022年7月29日(金)開場17時/本戦開始17時30分
会場:後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)
・ホームページ http://www.rise-rc.com/
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<メインイベント RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R>
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM/第5代王者)
 4RKO 2分54秒 ※パンチによる3ダウン
●一馬(MONSTAR GYM/暫定王者)

<セミファイナル SuperFight! フライ級(-52kg) 3分3R延長1R>
○小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/初代RISE QUEENフライ級王者)
 判定 3-0(30-26、30-26、30-26)※3R小林はパンチ連打でダウンを奪う
●イ・ドギョン(韓国/チームサイコピットブルス/MKF Queens Cupトーナメント優勝、KTKフェザー級王
者)

<第9試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R>
安本晴翔(橋本道場/WBCムエタイ日本統一フェザー級王者、KNOCK OUT-REDフェザー級王者)
 1R無効試合
メールダード・サヤディ(イラン/TEAMOTA/ICF)

 5年ぶりのRISE参戦となった安本は、1RKO勝利で実力を発揮したが、「右フックの流れでRISEでは反則となる肘もはいっていた」の意見もありビデオ検証の結果“前腕部のヒット”が確認されたが、故意ではない流れで入った反則打としてノーコンテストとなった。

<第8試合 ヘビー級 3分3R延長1R>
○カリュ・ギブレイン(ブラジル/ブラジリアン・タイ/GLADIATORヘビー級王者)
 判定3-0 (30-26、30-26、30-26)
●MAX吉田(BLUE DOG GYM/元インターナショナルマーシャルアーツ王者)

<第7試合 -56kg契約 3分3R延長1R>
○大﨑孔稀(OISHI GYM/フェザー級10位)
 1RKO 1分35秒 ※3ダウン
●Jyosei(誠至会/NJKF日本スーパーバンタム級2位)

<第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R>
○KENTA(HAYATO GYM/同級8位、第4代DEEP☆KICK -63kg王者)
 判定2-0 (29-29、30-29、30-29)
●木村“ケルベロス”颯太(心将塾/同級11位、第3代DEEP☆KICK -65kg王者)

<第5試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R>
●藤井重綺(Team +1/同級6位)
 延長判定 0-3(9-10、9-10、9-10)本戦 0-1
○奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull/同級8位)

<第4試合 スーパーフライ級(−53kg) 3分3R延長1R>
○翼(TARGET/同級11位、第2代ジャパンキックボクシング協会バンタム級王者)
 2RKO 31秒 ※パンチ連打によるレフェリーストップ
●溜田蒼馬(FUTAMI FIGHTCLUB/第2代CMA KAISERバンタム級王者)

<第3試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R>
●酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
 判定 0−3(29-30、28-30、28-30)
○松本天志(HAWK GYM/JAPAN CUP2021 -55kg準優勝)

<第2試合 -62.5kg 3分3R延長1R>
●森下祐樹(SUNNY GYM)
 1RKO 1分03秒 ※レフェリーストップ
○田中佑樹(HAWK GYM/King of Rookie 2021 -63kg級優勝)

<第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R>
○星 拓海(IDEAL GYM)
 判定3-0 (30-28、30-28、30-28)
●小野祥平(TARGET SHIBUYA/JAPAN CUP 2022 -55kg優勝)

<2022年 RISE決定スケジュール>
・8月7日(日) 大森・ゴールドジム Amateur RISE Nova東京大会
・8月21日(日) エディオンアリーナ大阪・第一競技場 Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022 Osaka
・8月28日(日) 後楽園ホール RISE 161
・10月9日(日) 大森・ゴールドジム Amateur RISE Nova東京大会
・10月30日(日) 後楽園ホール RISE 162
・12月4日(日) 大森・ゴールドジム Amateur RISE Nova東京大会
・12月10日(土) 後楽園ホール RISE 163