ラ・ケプラータは北米では元祖に敬意を表して「アサイ・ケプラータ」と呼ばれてきた。
7月30日、神戸ワールド記念ホールにおいてウルティモ・ドラゴンプロレスラー生活35周年を記念する大会がまもなく開幕するにあたり、本誌記者タダシ☆タナカの魂にプロレス少年の心が残存しプロレスの夢を信じていた2003年「紙のプロレス」に、「闘龍門」とウルティモ・ドラゴンに捧げた珠玉の寄稿を引用紹介したい。
「夢を信じた者だけが、夢を叶えることができる」
恐るべしなのは、闘龍門で生まれて初めてプロレス会場を体験するという入門者を、続々と迎え入れてきた客層革命だった。
ドラゴンがリングに復帰してからは、闘龍門は来るべき日のために準備を開始する。
首の負傷で現役引退を余儀なくされた神田裕之は「教頭」という役職を与えられ、やがてドラゴンは選手たちに舞台裏をも任せていくことになる。
そして鮮烈な印象を残したまま「T2P」が惜しまれながら解散し、CIMAたちに将来のバトンを託す「師弟対決」への大団円へと向かっていったのだ。
私たちは、不幸なことに、身近にある素晴らしいものの価値に気づいていないことが多い。
日本人駐在員が暮らす世界中の大都市には、必ずどこにも日本の番組をレンタルする店が存在する。
そこで言葉がわからない現地人が毎週借りていくのは、昔から決まってアニメか、そうでなければプロレスだった。
決して日本国内の世間側メディアがプッシュするJリーグのサッカーや、巨人対阪神戦のプロ野球ビデオではなかった。
我が国を代表するエンターテイメントは、世界から誤解されてきたプロレスだったのである。
彼らの観賞眼にはメジャーもインディーもない。
闘龍門の海賊ビデオは、特に人気アイテムだった。
夢を信じることが出来るなら、あなたもドラゴン・マジックのとりこになるだろう。
(紙のプロレス・「永遠のプロレス少年 浅井嘉浩、ニューヨークへ」タダシ☆タナカ
■ ドラゴンゲート DRAGONGATE KOBE WORLD 2022-ウルティモ・ドラゴン デビュー35周年記念大会-
日時:2022年7月30日(土)16:00
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール
<第1試合:6人タッグマッチ>
Kzy
BIGBOSS清水
ストロングマシーン・J
vs.
箕浦康太
土井成樹
ミノリータ
<第2試合:6人タッグマッチ>
新井健一郎
グルクンマスク(琉球ドラゴンプロレスリング)
ボディガー
vs.
吉田隆司
Ben-K
菊田円
<第3試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合>
《王者》
ドラゴン・ダイヤ
vs.
《挑戦者》
H・Y・O
<第4試合:6人タッグマッチ Kagetoraデビュー20周年記念試合>
Kagetora
新崎人生(みちのくプロレス)
のはしたろう(みちのくプロレス)
vs.
ドン・フジイ
近藤修司
大鷲透
<第5試合:タッグマッチ ドラゴン・キッド デビュー25周年記念試合>
ドラゴン・キッド
田中将斗(ZERO1)
vs.
YAMATO
B×Bハルク
<第6試合:シングルマッチ 復活!! 暴走十番勝負>
このまま市川
vs.
X
<第7試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合>
《王者組》
NOSAWA論外
Eita
鈴木鼓太郎
vs.
《挑戦者組》
望月マサアキ
望月ススム
望月ジュニア
※特別レフェリー:神田ヤスシ
<第8試合 ウルティモ・ドラゴン デビュー35周年記念試合>
ウルティモ・ドラゴン
vs.
エル・イホ・デル・サント
<第9試合 オープン・ザ・ツインゲート選手権試合>
《王者組》
シュン・スカイウォーカー
ディアマンテ
vs.
《挑戦者組》
JACKY“FUNKY”KAMEI
ジェイソン・リー
<第10試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合>
《王者》
KAI
vs.
《挑戦者》
吉岡勇紀
※上記の他、大会開始前に以下の第0試合を行います。
<オープン・ザ・ブレイブゲート王座次期挑戦者決定時間差バトルロイヤル “ドラゴンスクランブル”>
《出場選手選手》
堀口元気
しゃちほこBOY
問題龍
パンチ富永
U-T
三代目超神龍
飯橋偉進
布田龍
SB KENTo
ホーホー・ルン
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▼真夏の神戸2連戦初日 ウルティモドラゴンデビュー35周年記念大会
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