7月23日(土)「KNOCK OUT 2022 vol.4」後楽園ホール大会!梅野源治と対戦する大谷翔司インタビュー!

 7月23日(土)東京・で開催されるキックボクシングイベント「KNOCK OUT 2022 vol.4」で、新生KNOCK OUT初参戦の梅野源治(PHOENIX)と対戦する大谷翔司(スクランブル渋谷)のインタビューが届いた。4月16日RIZINに初出場し、力也からダウンを奪われながらも逆転KO勝ちを果たしている。

■「KNOCK OUT 2022 vol.4」
日時:2022年7月23日(土)開場17:00 開始17:30
会場:東京・後楽園ホール
チケット料金 
SRS席¥20,000 RS席¥12,000 S席¥8,000 A席¥6,000 ※当日券500円アップ 
現時点「立見券」の販売は一切行わない予定
※当日券は各席とも500円アップとなります。
※6歳未満は入場無料です。ただし保護者同伴で膝上にてご観戦ください。なお小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料となります。
※ また今大会は、感染状況が落ち着いてきていることにより、入場者数の規制が緩和、会場側と協議の結果、観客席を100%フル使用として開催される。ただし、会場内における新型コロナウイルス感染防止対策は、これまでと同様の形で実施することは変わらず、声出し声援に関する対策はより厳しくなり、場内アナウンスや表示物などでの告知を今まで以上に行っていくことになる。
※今後、政府および自治体が発表する各ガイドラインの変更や感染状況に応じて、収容人数や運営上のルール変更の可能性有
チケット販売:KNOCK OUTオフィシャルショップ チケットぴあ 出場選手・所属ジム
問い合わせ先:Def Fellow 03-6262-3760  inquiry@knockout.co.jp  https://knockoutkb.com/

既定対戦決定カード(2022.6.9現在)
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し
<KNOCK OUT-RED 61.5kg契約 3分3R(延長1R)>
梅野源治(PHOENIX/BOMライト級王者、元ラジャダムナン同級王者、元WPMF世界・WBCムエタイ世界・同インターナショナル・スーパーフェザー級王者、元M-1フェザー級王者、元WPMF日本&WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)UMENO Genji
88.12.13生/東京都江戸川区出身/33歳/180cm/オーソドックス/69戦49勝(21KO)15敗4分1無効試合
vs.
大谷翔司(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)OTANI Shoji
91.1.12生/愛媛県北宇和郡出身/31歳/178cm/オーソドックス/25戦15勝(8KO)7敗3分

新生「KNOCK OUT」初参戦となる梅野源治インタビュー!7月23日(土)「KNOCK OUT 2022 vol.4」後楽園ホール大会!

◇大谷翔司
「あの梅野選手が、僕のヒジで倒されたり切られたりしたら面白くないですか?」

──梅野戦を最初に聞いた時にはどう思いましたか?
大谷 ちょっと意外という点でビックリはしたんですけど、即答で「やりたい」と返事しました。やらない理由がないというか、オイシイ相手だなと思いました。

──「オイシイ」というのは、やはり実績と知名度ですか?
大谷 そうですね。RIZINでの皇治戦でバズってて、今知名度のあるキックボクサーの一人なので。ただ、ヒジなしのルールに出るようになってからはそんなに意識はしてなかったんです。今回はヒジありで、彼の土俵でできることが逆にうれしいですね。そこで勝てば本人も言い訳できないし、名前を売ることもできるので。

──梅野選手は本来の土俵では、ものすごい実績を持っていますよね。そこについては?
大谷 ヒジありでは本当に国内トップ選手だと認識してるんですけど、最近は僕自身も自分の力に自信が持ててきているので。まだまだな部分もたくさんあるんですけど、梅野選手にはいい恐怖感を感じてます。その自信と恐怖感のバランスがいいというか、両方あって、すごくいいモチベーションになってますね。

──ヒジありでの梅野選手の強さ、怖さというのは?
大谷 一発で終わらせる怖さはあると思います。ただ、全体的な攻撃力という意味ではそんなに怖くはないですね。倒すタイプの選手ではないと思うし。ただ、世界と戦ってきた選手なので、キャリアとかいろんな経験からくるテクニックというのは警戒すべきだと思ってます。

──逆に、梅野選手のここ最近の戦いぶりについては?
大谷 正直、ヒジありじゃなかったら僕が圧勝できると思ってます。その意味であまり意識してなかったというか、ヒジなしだったら彼より強い選手はいっぱいいるし、むしろ僕自身は彼がヒジなしで戦ってきた相手の方に興味を向けていた感じです。

──一方で、自分の力に自信を持っているというお話がありました。具体的にはどういうところに?
大谷 今までは練習でやってきたことが半分以下しか出せなかったんですけど、最近は7割前後の力が出せるようになりました。フィジカル面で見ても数値も上がってきてるし、誰がどう見ても強くはなってきてると思うんですけど、自信と経験をつけることによってのびのびと試合ができているという感覚があって、そこに手応えを感じてますね。

──4月にはRIZINに初出場して、勝利しました。そこも自信につながっているのでは?
大谷 ダウンを取られたところから取り返して逆転勝利という展開は初めてだったので、それが経験できたのは一つ大きいですね。あの大舞台で、100%ではないにしてもある程度力が出せたというのも自信につながりました。

──RIZINに出てからの変化は?
大谷 他の試合に比べて反響は大きかったですね。ただ、そこからまだ飛躍できてないというか、知名度もそんなにないし、そういう意味では今注目されている梅野選手を倒すことで、名前を売れたらオイシイなというところですね。

──これまで『KNOCK OUT』ではずっとBLACKルールでの出場でしたが、イノベーションではヒジありルールでタイトルも持っていますよね。そこの自信というのは?
大谷 自分自身では、ヒジありとヒジなしでどっちが得意というのはそんなにないんですよ。僕はバリバリのムエタイ・スタイルじゃないですけど、ヒジありルールの中でゴリゴリのムエタイ・ファイターを倒せるのは僕みたいなスタイルだと思っているので。お互いのスタイルが違う方が試合も面白くなるし、勝つ可能性はそっちの方が高いと思ってます。

──普段の練習では、ヒジありの練習も並行してされているんですよね?
大谷 試合が決まってない時は、ヒジありをベースに両方やってますね。BLACKルールの試合が決まったらヒジを封じてやってます。

──両方のルールを同時にやることの難しさとかはないですか?
大谷 ないですね。僕はオイシイ話をいただいたら、どんなルールでもやりたいと思っているので。強い相手だったり、有名になれるようなカードだったらどっちでも対応できるように準備してます。

──『KNOCK OUT』のリングでの大谷選手を見ているファンの方は、ヒジありルールで戦う大谷選手を見たことがないかもしれません。
大谷 そうですよね。ヒジありルールの試合でもヒジはあまり出してないかもしれないんですが(笑)、でも破壊力はけっこうあると思います。

──ほう。
大谷 ヒジで倒したこととかはないですけど、ミット打ちとかで打ってると「これもらったらやべえな」という重さは自分で感じます。会長とかミットを持ってもらってる人の反応を見ても手応えはありますし。

──梅野選手に対しても出していきたい?
大谷 もちろん細かい話はあまり言えないんですが、一番面白いのは僕が梅野選手をヒジで倒したり切っちゃったりすることなのかなと思うんですよね。それは考えてます。

──カットしたりしたら、梅野選手に与える精神的ダメージは大きそうです。
大谷 しかもお客さんも、梅野源治が切られて血を流してたりしたら、すごく盛り上がりそうじゃないですか。それはイメージしたりしますね。

──今回はポスターなどを見ても、「梅野選手が『KNOCK OUT』に戻ってくる」という感じが強いと思います。そこについて思うことは?
大谷 不満とかはないです。知名度とかで言ったら明らかに梅野選手の方が上なのは確かなので。ただ、梅野選手は旧『KNOCK OUT』には出てましたけど、今の新生『KNOCK OUT』にとっては外敵じゃないですか。ポスターも、一見梅野選手が大きくてメインにいるように見えますけど、僕は仁王立ちしてて、「新生『KNOCK OUT』は甘くないぜ」と壁になって立ちはだかっているイメージを受け取ったんです。僕は梅野選手を止める役割だと受け取ったので、その『KNOCK OUT』の意志を裏切りたくないなと思ってます。

──そういう意味をいろいろ考えると、この試合はやはり大きいですよね。
大谷 そうですね。必ずターニングポイントになるし、「出世試合」にしようと思ってます。この試合に勝てば、必ずもっと大きいチャンスが来ると思うし、逆にここで負けたら一気に選手としての価値が落ちてしまうので、そういう意味でも「勝ちたい」というよりは「負けられない」という気持ちの方が大きいです。

──では最後に、今回の試合に関して、一番注目してほしいポイントは?
大谷 困難にも真摯に向き合う姿勢を見てもらって、見る人に勇気とか希望を与えたいというのが一つ。それから陸上自衛隊出身のファイターとして、その強さを見せたいというのが一つ。それと、『KNOCK OUT』や所属ジムもそうですけど、僕を応援してくれてサポートしてくれている人たちの期待を裏切りたくないという気持ちが強いので、最後まで諦めない姿勢を見てもらいたいと思います。

──それを見せるにはうってつけの相手だと。
大谷 そうですね。昔から僕のことを知ってくれている人には、僕の成長も感じてもらいたいし、僕のことを知らない人には単純に強さを見てもらいたいです。

──分かりました。ありがとうございました!

<KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級/3分3R・延長1R>
中島弘貴(LARA TOKYO)NAKAJIMA Hiroki
88.7.5生/東京都八王子市出身/33歳(試合時は34歳)/175cm/オーソドックス/45戦29勝(17KO)16敗
元Krushスーパーウェルター級王者
K-1 WORLD MAX 2010日本トーナメント準優勝
Krush-70kgトーナメント2009優勝
VS
漁鬼(SHINE沖縄)RYOKI
96.5.10生/沖縄県那覇市出身/26歳/174cm/オーソドックス/10戦6勝(2KO)3敗1分
TENKAICHIウェルター級王者
BEASTウェルター級王者

<KNOCK OUT-BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)>
渡部太基(TEAM TEPPEN/元Krush&WPMF日本ウェルター級王者)WATABE Daiki
87.12.12生/東京都葛飾区出身/34歳/174cm/サウスポー/52戦24勝(13KO)26敗2分
 vs.
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/team AKATSUKI/元REBELS-REDライト級王者)RYOTARO
88.12.21生/千葉県柏市出身/33歳/178cm/オーソドックス/31戦13勝(5KO)13敗5分
元REBELS-REDライト級王者

<KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)>
白幡裕星(Battle-Box/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者)SHIRAHATA Yusei
02.8.11生/東京都渋谷区出身/19歳/164cm/サウスポー/16戦11勝4敗1分
 vs.
鈴木貫太(ONE’S GOAL)SUZUKI Kanta
96.2.9生/千葉県袖ケ浦市出身/26歳/165cm/オーソドックス/13戦6勝6敗1分

<KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)>
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム/ルンピニー日本バンタム級王者)ISSEI Saenchai-gym
97.8.15生/沖縄県那覇市出身/24歳/172cm/サウスポー/27戦19勝(7KO)7敗1分
 vs.
海老原竜二(神武館/NKBバンタム級王者)EBIHARA Ryuji
91.3.6生/埼玉県三郷市出身/31歳/169cm/サウスポー/23戦14勝(7KO)9敗
NKBバンタム級王者

<KNOCK OUT-RED フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)>
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者)KURIAKI Shogo
95.4.23生/大分県日田市出身/27歳/170cm/オーソドックス/64戦41勝(22KO)20敗3分
 vs.
TAKERU(GET OVER/DBS&RKAフェザー級王者)
99.4.20生/愛知県名古屋市出身/23歳/168cm/サウスポー/20戦14勝(7KO)6敗
DBSフェザー級王者、RKAフェザー級王者

<KNOCK OUT-BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)>
炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)HIDEMARU
82.10.4生/沖縄県中頭郡出身/39歳/167cm/オーソドックス/70戦33勝(5KO)29敗8分
元J-NETWORKスーパーバンタム級王者
 vs.
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)KUDO “red” Reo
87.5.8生/大阪府豊中市出身/35歳/162cm/オーソドックス/25戦10勝(7KO)10敗5分

<KNOCK OUT-RED 68.5kg契約 3分3R(延長1R)>
峯山竜哉(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/元J-NETWORKウェルター級王者)MINEYAMA Tatsuya
95.9.8生/埼玉県蕨市出身/26歳/176cm/サウスポー/25戦16勝(6KO)8敗1分
 vs.
杉原新也(ワイルドシーサー前橋)SUGIHARA Shinya
94.4.21生/群馬県前橋市出身/28歳/182cm/オーソドックス/23戦12勝(9KO)11敗

<KNOCK OUT-RED スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)>
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)TSUZAKI Yoshiro
84.12.19生/長崎県対馬市出身/37歳/180cm/オーソドックス/21戦10勝(3KO)9敗2分
 vs.
vic.YOSHI(OGUNI-GYM/NJKFスーパーウェルター級王者)
91.9.17生/栃木県宇都宮市出身/30歳/180cm/オーソドックス/7戦5勝(2KO)2敗

出場予定選手
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級(55kg)王者、WPMF同級王者、ISKA K-1バンタム級王者)