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UFCファイトナイト:ツァルキヤンvsガムロットが6月26日(日)にラスベガスのUFC APEXで開催され、トップ10入りを狙う選手たち、勢いのある選手たちによる序盤からスリリングな展開が繰り広げられた。
メインイベント
ライト級11位のアルマン・ツァルキヤンと同12位のマテウス・ガムロットは、信じられないほどテンポで互角の試合を展開した。1ラウンドはキャンバス上でのスクランブルから始まり、2ラウンドは打撃戦に。そして、ツァルキヤンのキックとガムロットのテイクダウンが光り、その後は何でもありの展開に。ジャッジ3人ともガムロットを優勢と見なし、判定勝利を飾った。
試合後のガムロットのコメント:
本当にタフな戦いだった。アルマンはレベルの高い選手だ。自分のことを疑わないでくれ。この階級でどんな相手にも対応できる。ジャスティン・ゲイジーはこの階級で最強だから、次は彼と闘いたい。」
セミメイン
ウェルター級10位のベテラン、ニール・マグニーは、15位の新星シャフカト・ラフモノフに2ラウンドにわたって厳しい試練を与えた。ラフモノフがあらゆる面で自分の価値を証明したため、マグニーはディフェンスをするのが精一杯となり、試合時間残り2秒、ラフモノフのギロチンにマグニーがタップしたところで終了となった。
試合後のラフモノフのコメント:
「ニール・マグニーはいい選手だから、焦らずに時間をかけた。試合をフィニッシュで終わらせているから、みんなそれを期待しているけれど、時間をかけて、チャンスを生かした。ダナ・ホワイト、次のUFCチャンピオンは自分だ。」
アジア出身選手
中国のシャイラン・ヌアダンビクとフィリピン系アメリカ人のT.J.ブラウンは、スタンドとグラップリングの応酬で、新進のフェザー級選手としてハイレベルなパフォーマンスを披露した。シャイランは1ラウンドの打撃と3ラウンドのレスリングで全会一致の判定勝ちを収め、フェザー級という非常に層の厚い階級で注目を集める存在となった。
■ UFCファイトナイト・ラスベガス57:ツァルキヤン vs. ガムロット
日時:現地時間2022年6月25日(土)、日本時間26日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
【メインイベント】
<ライト級>
○マテウス・ガムロ(ポーランド)
判定 3-0
●アルマン・ツァルキャン(ロシア)
【セミメインイベント】
<ウェルター級>
○シャクハト・ラクモノフ(カザフスタン)
2R 4分58秒 ギロチン
●ニール・マグニー(米国)
【メインカード】
<ヘビー級>
○ジョシュ・パリジアン(米国)
2R 3分04秒 TKO
●アラン・ボドウ(フランス)
<ライト級>
○ティアゴ・モイゼス(ブラジル)
1R 3分05秒 リアネイキドチョーク
●クリストス・ジアゴス(米国)
<バンタム級>
○ウマル・ヌルマゴメドフ(ロシア)
判定 3-0
●ネイサン・メネス(米国)
<ミドル級>
○クリス・カーティス(米国)
判定 3-0
●ホドウフォ・ヴィエイラ(ブラジル)
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