29日、全日本プロレスが『2022 SUPER POWER SERIES』後楽園ホール大会を開催した。
25日の保土ヶ谷大会で悪党軍団ブードゥー・マーダーズ復帰を宣言していた諏訪魔がTARU、KONOと合体。「リング上が全てだろ?」宣言だ。諏訪魔はパートナーとなるTARU、KONO、セコンドの稔&歳三と5人で入場する。のっけからパウダー攻撃で攪乱、首輪付きチェーン、鉄パイプも持ち出す。総勢で押さえつけてからのTARUの急所カカト落としも飛び出し、諏訪魔がバックドロップで佐藤を仕留めた。バックステージでの諏訪魔は端的に「俺は何も言うことないよ。リング上が全てだろ?」との言葉を残した。
諏訪魔と決別することになった芦野に田村が「芦野さん。Evolutionと一緒にブードゥー・マーダーズを倒しませんか?」と要求するも、芦野は拒否。セミファイナルで本田&立花との電撃合体を宣言する。この日はジェイクと青柳兄が握手し、TAJIRIはTOTAL ECLIPSE脱退をバックステージで明かした。新しい何かが始まる気配ムンムンの全日本。最近では宮原が「#全日キテる」のハッシュタグを広めたが、後楽園に詰めかけたファンも「キテる」ことを実感した大会となった。
■ 全日本プロレス 2022 SUPER POWER SERIES
日時:5月29日(日)11:30 ※第0試合は11:10開始
会場:東京・後楽園ホール 観衆905人(主催者発表)
<第0試合>
〇立花誠吾
5分50秒 逆エビ固め
●井上凌
<第1試合>
カーベル伊藤
〇ヨシタツ
5分39秒 ヨシタツ狂想曲(ラプソディー)⇒片エビ固め
●SUSHI
大森隆男
<第2試合>
●ブラックめんそーれ
イザナギ
8分53秒 ダイビングフットスタンプ⇒片エビ固め
歳三
〇稔
<第3試合/アジアタッグ選手権試合前哨戦>
〇ライジングHAYATO
青柳亮生
青柳優馬
9分05秒 しまなみドライバー⇒片エビ固め
児玉裕輔
●大森北斗
本田竜輝
<第4試合>
●TAJIRI
7分36秒 スリーパーホールド
〇ジェイク・リー
<第5試合>
田村男児
●佐藤光留
芦野祥太郎
12分46秒 バックドロップ⇒体固め
KONO
TARU
〇諏訪魔
<第6試合/世界タッグ選手権試合>
[挑戦者]
●羆嵐
土肥こうじ
14分43秒 ジャイアントスラム⇒片エビ固め
佐藤耕平
〇石川修司
[第90代王者]
※石川&耕平が初防衛に成功
<第7試合/三冠ヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●T-Hawk
24分09秒 シャットダウンスープレックスホールド
〇宮原健斗
[第65代王者]
※宮原が4度目の防衛に成功
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