28日、スターダムが『STARDOM Flashing Champions 2022』大田区総合体育館大会を開催した。
KAIRIが天咲光由をインセインエルボーで仕留めて、中野たむとの「White Knights」が白星発進となった。KAIRIも中野も容赦ない攻めやフェイントで新人・天咲に洗礼を浴びせる。ならばと天咲は馬乗りからKAIRIにエルボー振り下ろし連打。腕十字で追撃すると、パートナーの林下詩美も天咲をサポートする。この流れで天咲が変型ペティグリーを繰り出したが、KAIRIは強烈なカットラスで形勢逆転し、インセインエルボーで天咲をマットに沈めた。
この試合、天咲の教育がテーマになっていたが、KAIRIは「プロレスは痛いんだ。負け続けて、悔しい気持ち、痛い気持ちをためて負けて、それで勝つから、みんなが感動するんだ」とマイクで説く。バックステージでも「詩美ちゃんや光由ちゃんとは違ってね。うちらは負け続けて、負け続けて、石ころみたいで。だけど、ここまで私たちは這い上がってきた」とした。“最初から注目”されていた林下&天咲にケンカを売った格好ともなったが、KAIRIは林下・中野とのシングルにも意欲をみせた。「White Knights」の継続、有力選手とのシングル戦線と、KAIRIはスターダムでの複数のテーマ設定に意欲をみせている。
■ スターダム STARDOM Flashing Champions 2022
日時：5月28日（土）17:00
会場：東京・大田区総合体育館 観衆1871人（主催者発表）
＜第0試合/6人タッグマッチ＞※16:30開始
飯田沙耶＆〇向後桃（STARS）＆レディ・Ｃ（Queen’s Quest）
6分15秒 ウラカン・ラナ
壮麗亜美（God’s Eye）＆吏南（大江戸隊）＆●妃南（Queen’s Quest）
＜第1試合/フューチャー・オブ・スターダム選手権試合＞
[第8代王者]〇羽南（STARS）
5分30秒 セブンティーン
[挑戦者]●琉悪夏（大江戸隊）
※羽南が6度目の防衛に成功
【JTOの稲葉ともかが次期挑戦者として来場。「前代未聞の二冠王者になってやる」（稲葉）】
＜第2試合/6人タッグマッチ＞
白川未奈＆ウナギ・サヤカ＆●月山和香（COSMIC ANGELS）
10分56秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
〇鈴季すず＆藤田あかね＆夏実もち（プロミネンス）
＜第3試合/ハイスピード選手権試合＞
[第22代王者]〇ＡＺＭ（Queen’s Quest）
7分21秒 ヌメロ・ウノ
[挑戦者]●テクラ（Donna del Mondo）
※AZMが4度目の防衛に成功
＜第4試合/SWA世界選手権試合＞
[第9代王者]〇岩谷麻優（STARS）
4分59秒 ムーンサルト・プレス⇒片エビ固め
[挑戦者]●フキゲンです★（大江戸隊）
※岩谷が初防衛に成功
＜第5試合/タッグマッチ＞
林下詩美＆●天咲光由（Queen’s Quest）
19分44秒 ダイビング・エルボードロップ⇒片エビ固め
中野たむ（COSMIC ANGELS）＆ 〇KAIRI
＜第6試合/＞
[第24代王者組]〇コグマ＆葉月（STARS）
15分11秒 ダイビング・ボディプレス⇒片エビ固め
[挑戦者組]ジュリア＆●桜井まい（Donna del Mondo）
※コグマ＆葉月が初防衛に成功
＜第7試合/アーティスト・オブ・スターダム選手権試合＞
[第26代王者組] 舞華＆ひめか＆●なつぽい（Donna del Mondo）
14分7秒 起死回生
[挑戦者組] ○鹿島沙希＆スターライト・キッド＆渡辺桃（大江戸隊）
※舞華＆ひめか＆なつぽいが8度目の防衛に失敗、渡辺桃＆キッド＆鹿島沙希が第27代王者になる
＜第8試合/ワンダー・オブ・スターダム選手権試合＞
〇[第16代王者] 上谷沙弥（Queen’s Quest）
25分1秒 フェニックス・スプラッシュ⇒片エビ固め
●[挑戦者] ＭＩＲＡＩ（God’s Eye）
※上谷が6度目の防衛に成功
【スターライト・キッドが次期挑戦を表明】
＜第9試合/ワールド・オブ・スターダム選手権試合＞
〇[第14代王者] 朱里（God’s Eye）
14分29秒 セコンドのタオル投入により⇒TKO
●[挑戦者] 世羅りさ（プロミネンス）
※完全決着ルール 時間無制限 ギブアップかKOのみ場外カウント無し
※朱里が5度目の防衛に成功
【次期挑戦者として渡辺桃が登場。「お前と一対一で正々堂々やってやるよ」】
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