皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルGENスポーツアカデミーに協力!サンボ教室、K-1やZSTに選手派遣も

 18日、新宿大久保のGENスポーツアカデミー(GSA)にて会見が開かれ、ロシア最後の皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルが登壇。GSAでのサンボクラス新設やコーチ派遣、K-1やZSTへの選手派遣で協力することを発表した。明日開催のK-1も視察、挨拶予定だという。
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 会見はGSAチェアマン上原譲氏が同席。リングスのフロントだった上原氏は「私とヒョードル氏は約10年前リングス時代に同じ時間を過ごしました。このGSAの場所はかつて日本のサンボの総本山と言われた旧スポーツ会館で、ヒョードル氏が最初に練習していた場所でした」と話すと、ヒョードルも「懐かしい」と感慨深げ。当時はすぐ先にあるホテルに宿泊して、リングスに参戦していたそうだ。
150418Fedor_23783階の空手クラス生徒さんたちと記念撮影

 現在モスクワ在住だというヒョードル氏は、ロシア・スポーツ省の大臣直下の相談役という肩書があるそうで、アマチュアMMAにかかわっているという。また、世界サンボ連盟からサンボ大使に任命されていて、「全世界に広める努力をしている」とのこと。また、オランダなどで各国に呼ばれて選手やコーチを対象にセミナーをやっていることは当ブログ欄でもお伝えしてきた通りだ。
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エメリヤーエンコ・ヒョードル和蘭セミナー60名定員札止め リコ・ベホーベンMMA転向示唆
150418Fedor_2399同じく3階奥は総合のクラスだった

 「K-1への派遣選手」が会見案内にも記されていたので、記者は「どこかロシアのキックのプロモーションとの提携とかもあるのか」と聞いてみたが、現段階ではヒョードル氏が協力を約束したという初期段階のようだ。本人は「サンボというのはK-1にも、柔術にも、どれにも役立つ格闘技だと思っている」と話し、「これから精査して選手を送り込む」という。早ければ7月4日のK-1代々木大会に参戦もありうるが、11月の21日にK-1、22日にZSTが連続開催されるため、ヒョードル氏推薦の選手がこの時に見られる可能性が高いようだ。
150418Fedor_24674階は金網、リング2つと設備が凄く、道場大会なら800人収容可能となる。

マット界舞台裏4月30日号森嶋猛真田聖也ヒョードルK1代々木山本小鉄G1過密エロKGF江幡塁

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