コロナ欠場ドラゴンがリングイン 棚橋との年末シングル浮上 ドラディション

 12日、ドラディションが『TATSUMI FUJINAMI 50th ANNIVERSARY THE NEVER GIVE UP TOUR PHASE-2 IN TOKYO Dear NEW GENERATION』後楽園ホール大会を開催した。

 コロナ感染明けから間もない藤波辰爾が欠場し、大会冒頭に挨拶に立つ。それだけではないメインへのリングインで棚橋弘至に宣戦布告だ。メインの試合中に長井満也、鷹木信悟に挑発された藤波はついにロープを跨ぐ。鷹木と高橋ヒロムにビンタ、長井にドラゴンスクリューを繰り出した。この流れで形勢逆転した棚橋が長井にスリングブレイドからのハイフライフローで勝利した。

 藤波は試合後に「久々にシングルをやりたくなった。12月1日、代々木が決まっているし」と打ち明ける。これに棚橋が「ドラゴンストップをかけるなら今のうち」とおどけながらも握手で応じる。2人の年末シングル戦が事実上決定となった。

 声は出せない状況下ではあるが、最後にマイクを握った棚橋は「会場のみなさ~ん、ネバーギブアップ!!」と藤波の座右の銘を用いて観客のコブシとの一体感で締めてみせた。

■ ドラディション TATSUMI FUJINAMI 50th ANNIVERSARY THE NEVER GIVE UP TOUR PHASE-2 IN TOKYO Dear NEW GENERATION
日時:5月12日(木)19:00
会場:東京・後楽園ホール 観衆832人(主催者発表)

<第1試合>
●酒井博生
藤原ライオン
 10分16秒 裏十字固め
三州ツバ吉
〇倉島信行

<第2試合>
△TAMURA
 15分00秒 時間切れ引き分け
△LEONA

<第3試合>
岡林裕二
〇望月成晃
 16分12秒 ツイスター⇒片エビ固め
●KAZMA SAKAMOTO
MAZADA

<第4試合>
田中将斗
●高岩竜一
 13分02秒 ハイブリッドブラスター⇒体固め
船木誠勝
〇藤原喜明

<第5試合/藤波辰爾デビュー50周年記念試合Part3>
永田裕志
越中詩郎
〇棚橋弘至
 15分59秒 ハイフライフロー⇒片エビ固め
●長井満也
高橋ヒロム
鷹木信悟

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