4・29&30両国国技館2連戦からは翌週となったノアが4日、『Dream on 2022』後楽園ホール大会を開催した。
両国決戦でGHCヘビー王者・潮崎豪への挑戦に名乗りを上げた小島聡が等身大の決意だ。前哨戦としての6人タッグマッチが組まれたが、いきなり潮崎の豪腕と小島の剛腕が交錯する。入ってしまえば勝負が決まりそうなスリリングな攻防をモノにしたのは小島だ。ラリアットが火を吹くと、潮崎は3カウントを聞くしかなかった。
バックステージでメディアに対応した小島だが、高圧的なコメントを出すことはなかった。コンディションも闘志も衰えることはないが、新日本プロレスではタイトル戦線から一歩引いている。そこからの等身大の挑戦を噛みしめている小島がどんなタイトル戦と結果をもたらすのか。タイトル戦は6・12さいたまスーパーアリーナでのサイバーファイトフェスにて行われる。
小島「たった1回の試合でここまで(胸板を)傷つけてくれたんだ。それだけのものをお返しする。試合と体は全盛期じゃないよ、きっと。だけど俺の気持ち、ハートは今が全盛期だ。それだけは絶対間違いないよ」
■ ノア Dream on 2022
日時:5月4日(水祝)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆645人(主催者発表)
<第1試合>
〇サイモン・ゴッチ
4分58秒 オールデッド
●岡田欣也
<第2試合>
矢野安崇
●藤村加偉
アレハンドロ
4分29秒 Road to Texas⇒体固め
スペル・クレイジー
〇テハノJr.
NOSAWA論外
<第3試合>
●スレックス
ケンドー・カシン
11分05秒 P.F.S⇒片エビ固め
船木誠勝
〇拳王
<第4試合>
エクストリーム・タイガー
〇アルファ・ウルフ
ドラゴン・ベイン
10分34秒 ナイトウルフ⇒片エビ固め
●Hi69
大原はじめ
タダスケ
<第5試合>
マサ北宮
〇マイケル・エルガン
9分12秒 エルガンボム⇒エビ固め
征矢学
●中嶋勝彦
<第6試合>
宮脇純太
覇王
●YO-HEY
小峠篤司
原田大輔
13分19秒 バズソーキック⇒片エビ固め
進祐哉
〇吉岡世起
クリス・リッジウェイ
小川良成
HAYATA
<第7試合>
●ニンジャ・マック
9分49秒 タイガースープレックスホールド
〇清宮海斗
<第8試合>
田中将斗
丸藤正道
〇小島聡
14分16秒 ラリアット⇒片エビ固め
稲村愛輝
稲葉大樹
●潮崎豪
<第9試合/GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者]
〇イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
レネ・デュプリ
18分32秒 ムーンサルトプレス⇒片エビ固め
鈴木秀樹
●杉浦貴
[第58代王者]
※杉浦&鈴木が2度目の防衛に失敗、レネ&ワグナーが第59代王者となる
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼「この輪に入れるのか」姿勢貫徹するノア 大物「X」はグランドスラム王手の剛腕
※電子書籍で読む
’22年05月12日号AZMシンデレラMIRAI 福岡ドーム 小島聡ノア Rizin大仁田Gladiator