ムースとジョシュ・アレキサンダー抗争が最高潮に!Impact Wrestling

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 4月21日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送の最後に現インパクト世界王者のムースがリングに登場した。ムースは挑戦者であるジョシュ・アレキサンダーに心理戦を仕掛ける為にアレキサンダーの自宅に訪問し、妻と息子にプレッシャーをかけたのだが、これが脅迫に当たると謝罪をする事になったのだった。しかし、ムースは謝罪と言いながら、アレキサンダーは家族を守る事も出来ない負け犬である事が家族にばれてしまう事になって申し訳ないと謝りながら逆に挑発する発言を繰り返した。これに対してアレキサンダーが怒りに燃えてリングに乗り込んできて乱闘なった。ムースはチョークスラム二連発を決めるが、アレキサンダーは復活し、逆にリング下のテーブルに向ってムースにC4スパイクを決めてしまう。これで完全に失神したムースに向かって、アレキサンダーはベルトを投げつけ、次回PPV大会で王座を奪還する事をアピール。抗争が続くこの二人の王座戦はPPV大会で遂に決着となりそうだ。
 また、ROH軍団オナーノーモアとバレットクラブが全面対抗戦を行った。共にインパクト・レスリングに侵略をしてきた他団体のチームだが、チーム同士で抗争が勃発し、8人タッグマッチの総力戦で決着をつけようとなった。しかし、なんとバレットクラブのカール・アンダーソンがROH軍団のマネージャーであるマリア・ケネリスへの恋愛感情が復活してちょっかいを出すというアングルが復活。しかし最後はザ・グッド・ブラザーズが必殺のマジックキラーを決めてフォール勝ち。バレットクラブが勝利となった。

■ Impact Wrestling
日時:2022年4月21日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<タッグマッチ>
○トレイ・ミゲル、ラレド・キッド
 ピンフォール
●エース・オースチン、マイク・ベイリー

<8人タッグマッチ>
○バレットクラブ(ジェイ・ホワイト、クリス・ベイ、カール・アンダーソン、ドグ・ギャローズ)
 ピンフォール
●ROH軍団オナーノーモア(マイク・ベネット、マット・ターバン、ビンセント、ケニー・キング)

<シングルマッチ>
○ブピンダー・グジャール
 ピンフォール
●マハバリ・シェラ

<デジタルメディア王座タイトルマッチ>
○マット・カルドナ(王者)
 ピンフォール
●グイドー・マリタート(挑戦者)

<タッグマッチ>
○バイオレント・バイ・デザイン(エリック・ヤング、ディーナー)
 ピンフォール
●ディケイ(クレイジー・スティーブ、ブラック・タウルス)