人気バラエティ番組『月曜から夜更かし』の滑舌の悪さでフェフ姉さんと呼ばれ、一躍人気者となった奥野愛央衣。当初番組内のダイエット企画として取り組んだキックボクシングだったが、これにはまり、アマチュアの試合やプロテストを受けるまでに。17日はなんと新宿フェイスで開催された『KROSS×OVER17』に参戦することになった。試合は2分×2ラウンドながら、ギアなどない本格的な試合。入場ゲートで待つフェフ姉さんも、今日はセコンドの問いかけにもしっかりと受け答えしているように聞こえた。
■ KROSS×OVER 17
日時:4月17日(日)
会場:新宿FACE
いよいよ、登場となるフェフ姉さん。しっかりと花道に歩みを進める。
試合開始早々から、本日の対戦相手である新倉沙希選手のパンチによるラッシュがフェフ姉さんの顔面を捉える。必死に応戦を見せるが、やや手数足らずか、時折りみせる右ストレート、右のミドルが新倉を捉えてみせる。フェフ姉さんの得意技か? ここで、1ラウンド終了のゴング。
インターバル中もセコンドの所属ジム、バンゲリングべイのセコンド指示に頷くフェフ姉さん。傍らには、テレビ局のカメラが張り付く。
<KROSS×OVER GIRLSKICK -50kg FIGHT 2分2R ※ヘッドギア無し、レガース無し>
〇新倉 沙希(TSK japan)
判定
●奥野 愛央衣(バンゲリングベイ・スピリット)
2ラウンド、序盤からまたも新倉がパンチ主体から左右のミドルの猛攻。ロープ側まで下がるがフェフ姉さんも必死の形相で乱打戦に持ち込む。ラウンド終盤、セコンドの「いかなきゃ、負けだぞ!」という声に最後の力を振り絞るが、無情にも終了のゴング。
試合は判定負けに屈したが、お茶の間の人気者フェフ姉さんから、キックボクサー奥野愛央衣に脱皮しつつある内容だった。
彼女の勇気ある挑戦を讃えたい。
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